Native Instrumentsブログより、ChatGPTに「音楽プロデューサーとして成功するにはどうすればよいか、ブログっぽくまとめてくれ」と聞いてみた、というメタい記事。
ChatGPTに関する説明は今さら不要と思うので割愛。あとDeepLによる翻訳は随所におかしな部分が現れるので、ん?と思ったら原文を確認してみて、とだけ。
記事ネタとしては、薄いと言えば薄いんでしょうけど、NIによる回答とも合わせて、考えさせられるとこが多々あります。なので、訳も概要もここには記さないけど、興味あれば流し読んでみるといいのかなって思います。
ここからは例によって個人的見解になる(オチもない)のですが、優等生的な答え、教科書どおりの答えというか、一般論として概ね正しいというか、学校なりチュートリアルとして導くならこう答えるべきだろう、ってことがChatGPTからは語られているんですよね。
学校で教えてたときに教え子に対して自分もそうだったのだけど、一般論としてはこうであるよと、だけど君の場合は他の人にない武器があるから勝負に出る価値があるよと、そう勧めたからには失敗した場合でもその責任は僕が取るよと、こうしたやり取りはChatGPTに無理な部分なんだろうと思わされます。
競争の激しい分野における教科書どおりのノウハウって、言ってみれば「最低限のこと」であると考えます。
そしてそれこそAIにすらできるようになる時代が必ず来るでしょう、AIにできることなら、生身の人間がやる意味がないのかといったら、それは(実入りは少ないだろうけど)別に好きならやりゃいいじゃんって話。
で、その域を超えようというなら、つまり本来の質問内容である「成功するには」なら、「最低限のこと」ができる人なんか(AIも含め)掃いて捨てるほどいるわけだから、一線を画す何かを持つ必要があるだろうねと思うわけです。