【動画ネタ】Breath Controller

Return of Brecker Brothersのアルバムとそのバルセロナでのライブ映像以来とても好きになってしまった、George Whitty氏(wikipedia)ってキーボーディストがいる。
最近の映像だとブレスコントローラーを使用している姿がよく目に入ります。どう活用しているのかわかりやすい映像がなかなか無い。

Georgeといえば、LogicのEnvironmentで構築されたMichael BreckerのEWIのプログラムが今も時たま話題になっています。

Micheal Brecker のウィンドシンセのEnvironment

その技術や執念には心底敬服しますけども、そもそもBioにも記されている通り演奏も作曲も含めて輝かしい経歴の持ち主。
ずば抜けた才能を持っていても裏方としての働きを存分にこなす、そして周囲がきちんとそれを評価しているというのはとても理想だし、それには優れた人徳も必ずあるのだろう。
Return of Brecker Brothersのライブ映像の冒頭でRandyがメンバーの評を淡々と述べていて、Georgeに関しても例に漏れずシンプルに評されていた記憶があって、あんまり馬が合ってないのかなと当時思ったものだが、Reunionの映像で再び彼を招き入れていることからしても信頼の厚さが伺える。
とにかく和声による空気作りが抜群にうまい人って印象です。

ギターも上手いとされるキーボーディストDavid Sanciousにも、ブレスコントローラー使った演奏の映像がある。

それにしても、John McLaughlinのThe 4th DimensionのGary Husbandがキーボードもドラムもバカうま(John McLaughlin & The 4th Dimension live in Belgrade)だったり、トランペッターのArturo Sandovalが全編ピアノのアルバムを出したり、一体どうなってるんだろうか、プロの世界は。

alcatras4 / 3years ago / in reply to Maksym Los
@MaksymLos Among other applications, the breath controller also let’s you mimick the slight nuances of say a saxophone, trumpet, or flute controlling the brightness, contour and natural vibrato of a certain sound much like a flute or sax player would and adds to the realism of mimicked wind intrument patches.

David Sancious Live “The Bridge” – YouTube

それはともかくコメント欄を見ると、管楽器のニュアンスを表現しているのではないかとのこと。
つまりこの場合は、MOTIFの表現のポテンシャルをブレスコントローラーで見せつけていると思われます。

と、肝心のGeorgeがBreath Controllerを使用して演奏している映像載せてなかった。

NordLeadの仕組みを詳しく知らないんですが、どうも見てる感じだとフィルターを上げる感じか、リングモジュレーター(KeyFollowの設定があるかどうか知らない)の強さをコントロールしてるんじゃないかなあと思うのだけど、どなたかご存知?