Bandcamp : 3/20は売上を全てアーティストに渡す予定

Bandcamp : 3/20は売上を全てアーティストに渡す予定

今のところ3/20の1日限定だそうですが、Bandcampは、その日のアーティストの売上から自分たちが頂戴するぶんを放棄し、アーティストに全て支払うとしています。
ツアーのキャンセル等で現在そして将来的にも確実に苦境に追い込まれるであろうアーティストを支援しようという、Bandcampらしい提案ですね。
支援したいアーティストの作品がBandcampにもしあるなら、3/20(日本時間だと3/20の午後5時からの1日間ってことになるのかな。要確認)に購入してぜひ支援を、とのことのよう。

Bandcamp waiving all artist fees this friday in Covid-19 response
Platform will "put much needed money directly into artists’ pockets" for 24 hours

むろん純粋な支援も目的としつつ、Bandcampの認知を広める目的もあるでしょう。


アーティストのみならずメーカーも苦しんでいますね。
色んな文言が飛び交ってますが、「この機会に音楽制作への造詣を深めてほしい」という言い回しをよく見かけます。
イタリアのロンバルディア地方、今ヨーロッパで最も深刻な状態に陥った土地に位置するFluffy Audioから数時間前に届いたメールは、シビアな状況を伝えるとともに、先のCherry Audioの記事の原文にもあった「do our part(自分の役目を果たす)」という言葉を同じく用いつつ、製品をセール対象とし、売上を医療のための基金に充てるとしていました(My Piano for Lombardy | FluffyAudio)。
各誌(各紙でなく)で「試されている」(試練という意味合いに近い)という言い方も見かけます。


対岸の火事ってわけにもいかんので、どういった事態にそれぞれの事業がどう対応していくのかだけでもしっかり見ていきたい。

追記

ちょうど僕の作品をお買い上げくださった方がいらっしゃいました。たしかにRevenue Shareが0%になってました。