XLN Audio 特定バージョン使用者のアップデートについて

XLN Audioから重要アップデートについてのメールが該当者に対して送られてきています。
日本の代理店でもおそらく既に告知が出ていると思うのですが、あまり見ないタイプの話題なので、一応ここでも触れておこうかなと思いました。

24/01/30 19:00現在まだハイ・リゾリューションのサイト上には情報が見られないので、正式に日本語でのガイダンスが出るまで、不安な方は対応を待ったほうがよさそう

掻い摘んでいうと、特定のバージョンでリリースされたVST3において、WindowsとmacOS版とで異なる管理IDでリリースしてしまったがために、たとえばWindowsで作成したDAWのプロジェクトをMacに持ち込むとロードできない問題が起きてしまっているとのこと。たぶんその逆もまた真。

特定の時期に製品アップデートを行なった人においては、上記ページのように「その特定のプラグインを使用して作成したプロジェクトデータ」を送信する手順1〜4を踏んだ上で、

  1. プロジェクトでVST3プラグインを使用しているかの確認
  2. 過去1年間に使用したホストを選択
  3. プロジェクトにパッチを当てる(該当する場合)
  4. 完了 – XLNオンライン・インストーラーを実行してオーバーライドを削除

各プラグインソフトのアップデートを行うことになります。ちなみにプロジェクトデータの情報をXLN Audioのサーバに送信するだけで、その時期に作ったプロジェクトデータ全てを送信して改修されたデータを受け取るってわけではないそうです。

パッチが適用されたプロジェクトファイルは元のプロジェクトファイルと同じように動作しますが、元のプロジェクトファイルはXLN Audioプラグインが欠落しています。

DAW/ホストによっては、残念ながらパッチの適用プロセスがより複雑になりますが、ガイドで詳しく説明しています。

とのことなので、該当者におけるここからの手順は少々しんどいことになるかもしれません。むしろ今この手順を開始して面倒なことになってしまう方は、いったん手隙になるまで対応を先送りにしたほうがいいかもしれません。
なお、うちには該当データがないため、ここからの手順は不明です。国内の代理店(ハイ・リゾリューション)から購入された場合は、指示を待つのもよいかと思います。XLN Audioから直接、あるいはPlugin Boutiqueをはじめとした海外から直接購入されている場合は、国内の代理店に問い合わせても対応されませんので直接指示をあおぎましょう。

最高のドラムサウンドを提供するAddictive Drumsを開発するXLN Audio 国内正規輸入代理店 株式会社ハイ・リゾリューション。Addictive Drums 2や専用拡張音源ADpakのご紹介。オンラインストアでダウンロード版ならその日に製品をお楽しみいただけます。24時間。
ProductLocked version
Addictive Drums 22.3.1
Addictive Keys 1.3.1
Addictive Trigger1.3.1
DS-10 Drum Shaper1.2.1
RC-20 Retro Color1.3.2
XO1.5.1

上記バージョン使用者はバージョンアップデートに関してロックがかかっている(可能性がある?)とのこと。XLN Online Installerではバージョンを確認できないので、Macであれば  /Library/Audio/Plug-Ins に移動して各フォーマットのフォルダ内にあるXLN Audio製品のプラグインファイルの情報を確認するとよいかと思います。