“Xenos”

数学と音楽の世界って美しく寄り添っているだけに、ちょっと手法を変えただけで次元の狭間を覗き込むような謎めいたものが生まれたりします。
GitHubで配布されているXenosもその一つで、名前から察せられるとおりXenakisの思想に基づいたシンセシスを一つのソフトとして実現したもの。

Xenakis also developed a stochastic synthesizer algorithm (used in GENDY), called dynamic stochastic synthesis, where a polygonal waveform’s sectional borders’ amplitudes and distance between borders may be generated using a form of random walk to create both aleatoric timbres and musical forms.

Iannis Xenakis – Wikipedia

ちなみに44.1kHzが基本動作環境っぽい。48kHzだと基準音のピッチがズレました。

思えば、かつてのArboretumのHyperprismも、Xenakisからアイディアを拝借していたのかもしれない。しらんけど。

この数ヶ月、実は優れたM4Lデバイスがかなり大量にリリースされており、海外各誌も記事がほんのりそちらに引っ張られてる気配があります。ユークリッドリズムしかり微分音しかり、Ableton Live自体もPossibilityやChanceの概念をフィーチャーしてますし。
かつてマニア向けで素人に取っつきづらかった手法に、より多くの人が深く入り込めるようになったとしたら、こりゃもう楽しみしかありません。

インストーラパッケージは上記GitHubの右側のReleasesから。