雑記帳 230718

雑記
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最近の業界のご様子

一週間近く更新を留守にしてました(また立て込んでいるせいもあり)。その前も少し空いたりなど。
たぶん今日はSonibleの新製品が発表になってるはずなので、間に合えばこれと別の記事にざくっとまとめるとは思うのですが。

追記:情報が未公開のようで今日の記事更新には間に合わず。

最近、サンプルライブラリを含め、新しいソフトウェアやのリリースが少ないですね。ないわけじゃないのですが、UI改善のバージョンアップとか、他が出してるからうちも出そう的なものだったり。
ハードウェア関連はというと、ソフトウェアよりゃ多いものの、平常運転って感じ。
業界全体的に凪なのかも。記憶が正しければ、今年に入ってからわりとこんな感じ。
制作のインスピレーションを新製品から得るタイプの人にはしんどい時期が続いてますね。

業界の大規模な再編については現状うわさレベルであって、それにしても作り手側が苦しめられることにはたぶんならない。
とはいえ、業界全体の不景気が製品全体の質に影響することはあるだろうと個人的に思ってます。細かくは書きませんが。

Michael Jackson “Billie Jean”

一本の記事に仕立てるほどでもないのかなってことで雑記に交えて。

Synthtopiaで、Michael JacksonのBilli Jeanのベースパートが実は何枚ものシンセを重ねて作ったものだろうと分析したAnthony Marinelliの動画が取り上げられています。彼の分析によると、生のエレキベースとスタッカート調で奏でられるMoogのベース、FMシンセが2枚、アタックとスウィッシュっぽい2種類のFMシンセ、それにアナログシンセを重ねて作られているらしい。

重ねすぎに注意しようみたいなことをだいぶ昔に自戒として日記に綴ったことがありますが、顧みれば、音色に自信がない、または何か気に食わないという理由で無思慮に重ねるのはよくないと考えてたはず。裏返せば、確信があるなら迷わず重ねるべしとなりますが、いつしか一纏めに重ねるイコールNGと考えちゃってたかもしれない。

Billie Jeanに関してはマルチトラックのデータが実はひっそりと公開(リーク?)されています。総計3時間に及ぶステムデータもYouTube上にあったり。

それと、有名な話かも知れませんが、この曲のミックスが当初いくつ存在したか(Do You Know How Many Mixes Were Made For ‘Billie Jean?’ – Michael Jackson Official Site)というと91種類あったらしく(Will ever (some of) the 91 different mixes of ‘Billie Jean’ come to light? | MJJCommunity | Michael Jackson Community)、実際に使用されたのは2種類目のもの。