雑記帳 230319

メモ書きしてたもの、まとめ。

更新に関するご連絡

身内の事情と、降って湧いたなかなかの物量の案件で少々慌ただしくなってきたので、2ヶ月ほどの間、週イチ(水曜深夜くらい)程度の薄い更新とします。思い余って雑記くらいは綴るかも。
週イチ更新だとほぼ意味の無くなるセール情報はいったん休止。よほどオイシイのがあれば、Twitterには書くかも。

界隈のニュースが一段落する土曜夕方の更新に変更します。

テープコントロール系のエフェクタ見て思ったのだけど

けっこう前ですがBedroom Producers Blogで、EAS AudioのTapestopがフリーで配布されてるよーって記事を見て。

スイッチでスピードダウン/アップするのをシミュレートしてくれてもいいんだけど、手でテープの回転をいじるような動作のエフェクタがそろそろ出てきてもいいんじゃないかなと。
要するに昔の映画やアニメの音効のようにテープを高速回転させたり、直線/曲線的でない形で回転数を加速/減速させたりしたい。

AIって、つまりおっさんだろうか

AIを、優れた経験そして集合知であり、一方で新しい価値の創造を苦手とするなら、経験則で物を言いがちなおっさんを集めて煮詰めてネガティブ思考を取り除いたものと釣り合うのでは…と昨日ふと思いました。
レトリックとしてではあるけれども。でも、やれAIがイラストレーターやコピーライター、デザイナーの仕事を奪うと危惧されていても、おっさんたちのほうがよほど彼らより仕事を奪われるリスクあるのではと。あながち外してもない気がします。
雇っててお金かかるのも専ら古参の人たちなんで、AIに置き換えられる一部の条件を備えてます。「管理」職ならAIでいいとも言えますし…。

Logicはこの先どこへ向かうんかな

というような話題は折につけあちこちで目にしてきました。
機械学習を搭載するという以前の噂、これはおそらく何らかの形で実装されると思います。
ここ数年、機能追加は行われていますが、言われたから付け足しました的な感じ。そこいらは整理されてほしい。
あと、ブラックボックス的なものがオープンになったり、楽譜機能へのテコ入れも十年以上ほったらかしだから、そろそろ何とかしてほしい。

個人的に、今後どうなってほしいか幾つか考えてみようかな。

  • 途中まで作ったら勝手に完成させてほしい。といっても、たたき台程度のものでいい。
  • AppleLoops廃止もしくはライブラリに統合。要は有用なサンプルマネージャの搭載に期待。
  • 現在ブラックボックス気味なStudio StringsやStudio Horns、Mellotron、Drum Synth、Drum Machine Designerなどのデバイスが、ユーザーでも組めるように。もしくは積極的に外部のプログラムからの制御が可能に(MIDI FXの延長のような、Maxのような)。
  • MSやLR分離など、インサートエフェクトの並列接続と処理が可能に。またDry/Wetバランスがすべての純正ソフトに備わってほしい。Dry/Wetがほしいだけのためにバスを設けるのはもういい。
  • 純正のノイズ除去ソフト。簡易的なものでいい。
  • LiveLoopsとアレンジビューとの行き来がもっと簡単に。
  • SculptureをAlchemyに統合。
  • 昨今、プラグインソフトのデベロッパーがえらく増えて、デベロッパーごとに階層化された現行のメニューは煩わしい。プラグインソフトもライブラリから引っ張ってこられるようになってほしい。

と、結局、左端に表示されるライブラリの機能性が個人的には中途半端に思える(見やすい形になるように場所を取るわりに、チャンネルストリップか各純正ソフトのプリセット選択でしか使用しない。特に後者はプラグインウィンドウの中で済ませられるため、活用されてるとは言い難い)ので、リストだと見づらいものが軒並みそこで辿れるようになっていると有り難いですね。

アーティキュレーションセットの仕組みは、本格的な音楽の制作において重要なわりに、サンプルライブラリーのデベロッパー側が今ひとつフォローできてない(ついでにいえば、Logic側のUIも完成形とは言い難い)。理想は各DAWで共通フォーマットになっていて使い回せることだけど、そうもいかないと思うんで、普及を促進するための何らかの手法が備わってほしい。

Appleって昔からフリーウェアやシェアウェアのアイディアを拾ってOSに搭載しちゃうってことをしてましたが、Logicも同じ調子になってくれませんかね。MIDI FXの実データ化なんかはやっと備わりましたけど、もっと色々あると思うんですよねえ。

今年も旭川で体験会講師を担当

昨年担当して以来、一定以上の人数の前で話す機会もなく、感覚を取り戻すのに少々時間を要したのですが、無難に終わりました。
こういったイベントへの参加率は不思議と女性のほうが断然多いですね。

そう、スムーズに勧められれば、参加者の方々も楽しめ度も高い。
自分は、そうした何かを教わろう、楽しもうってときに、気分よく講師の方に進めてもらったほうが結果こちらが余計に何かを得られる率が高いと感じてて、頷いたり驚いた仕草をしたりと、進行役とノリを合わせようとします。これは自分自身、聞き手に何らかの反応があったほうが進めやすいから(もっとも、この考え方は自己満足だったり、かえって講師の気を散らしてるかもとは思うのだけど)。
ただ比較的若い子相手に教えてると無反応なことが多いですね。つまんないのかなと思えば、時間を与えたらとんでもない集中力で取り組んだりするので、まあわからんというか、教える人を無感情で演じるのが最も効率がいいと最終的に思いました。もはや機会は殆どないのだけど。
一定の年端いった方が相手だと、さすがにコミュ力なのかある種の社交性なのか、こちらのアクションに対して何らかの反応が大体あります。ときには、こちらの説明の途中なのに、教わる側が延々語り始めることもありますけどね(これは男性が多い)。

帰りの列車。おー、Wordpressに貼ると縦横比むちゃくちゃですな。

懐かしい

霞くんのツイート、何だと思ったら、その昔参加した7090 Audio Machineでした。About Meページの記録見ると2005年のものらしく、18年も昔のもの。この前後数ヶ月でDJMaxに曲提供を始めたんだったなあとしみじみ。
言及RTでレスバックしようと思ったら、その言及RTのレスバックすらひさびさだったらしく、操作間違えました。
ちなみにNight Rainも実は高校時代の作の焼き直しだったりします。

お互い歳を食って韓国勢とは今や疎遠になり、DJMaxに限らず楽曲提供というか書き下ろすことを個人的にやめた今、ずいぶん過去のものになった感覚。思い出はあるけど。
当時の自分の曲のデータを聞いたら、いま自分が作る曲よりずっとイイ。好きなように作れてたもんなあ、当時。いつしか、ああしろこうしろと自分の作風からズレていったり、あるいは仕事で作るようになってからは、レファレンスとする曲たちの手抜き具合(これはチョイスを間違えたせい)に萎えて、制作のモチベーションが逸れていったのかもなと省みます。
まあ、ね、ホントに自分の好きな曲だけ作り続けようと思ったら、人に聞かせないほうがいいのではと思う昨今です。