Waldorf “Kyra”, “STVC String Vocoder”

今のところ懐に余裕ないので買おうとは思わないのですが、Waldorfの新製品 Kyra と STVC String Vocoderが、深みのあるサウンドと独特な質感でヨダレ出ます(^q^)。
価格だけ書くとKyraが日本円で21万半ば、STVCが日本円で10万切るくらい。

スペックは製品ページでご確認ください。

  • Kyra (Waldorf製品ページ)
  • STVC(Waldorf製品ページ)

いずれも強めのフィルターやフェイザーをかけても耳に刺さらない感じ、ザラザラ感すらきめ細かく、ハードウェアとしての魅力を存分に見せてくれてます。
STVCは256バンドのボコーダーと記されていて、今まで40バンドできゃっきゃ喜んでたAbleton Liveのボコーダーにさすがに不足を感じてくるレベル。高い帯域の、風が吹き抜けるような自然さに心奪われました。いや、今も疑ってます。

Waldorfは昔から名前知ってて、でも買うことなんぞ無いだろうと思ってたときにblofeld(製品ページ)が登場しました。ウオッと思っていたら、いち早く買った友人が「いや、でもだいぶノイズが」って教えてくれて、またサッと波が引いたのでした。
WaldorfでボコーダーといえばLectorというソフトがありました(gearslutzでの評)。Lector | Waldorf | 有限会社 福産起業 – FUKUSAN KIGYO CO,. LTD.を見ると比較的手頃な価格ながら最大100バンドで、いわゆるボコーダーらしい音に縛られず幅広い加工手法が可能になっていて、これがSTVCハードウェアに発展したのだと考えるとワクワクもしてきます。
が、Lectorに比べると見るからにコントローラーが少ないですね。そこまでできるのかという疑念もあります。
早晩、レビューがネットのどこかに出ると思うので、楽しみにしておこうと思います。