フリーのソフトシンセ、 Surge がJUCEフレームワークの力を借りて Surge XT になりました。
波形やプリセットの追加、LUA言語への対応、モジュレーターリスト表示の追加、スタンドアローン版の追加など、多くの機能が追加されています。
Surge FXのほうも新しく登場していますが、ビジュアルなど大きく変わらず。ただしこちらもスタンドアローン版が誕生したことで、より自由な活用が可能になるでしょう。
活発なコミュニティの後押しでJUCEを使用したことで、おそらくバグフィックスや実用的な機能の追加等、頻度が高まるのではないかと期待されます。
いちどは消えかけたソフトが蘇るどころか、とてつもない規模の支援を受けて爆発的なアップデートを遂げるのは非常に珍しいことです。
今のところ、前バージョンに比べるとスキンの質感が圧倒的に淡白ですが、これもそう遠くない間にバリエーションが増えていくと思われます。画面内の文字もそのうち減っていくか、小さなアイコンに置き換わっていくかもしれません。
230127追記 VCV Rack Moduleになったとのこと。