Spectrasonics “Trilian” 1.5 アプデ

Spectrasonics : Trilian
Spectrasonics : Trilian

Spectrasonics Trilian 、久しぶりのアップデートで1.5に。
うちではアップデートのあと再度オーサライズが必要になりました。たぶん今年うちのMacをいちど修理に出したからだと思うんですが。

上のスクショは左がアプデ前、右がアプデ後。Omnisphere同様にシックに、そして解像度高いビジュアルになりました。
以前も書いたのですが、対抗馬といえるToontrackのEZBassやIK MultimediaのMODO BASSとの大きな違いとして僕が考えているのはフレッテッドベース以外つまりフレットレスベースやチャップマン・スティック、アコースティック・ベース、エレクトリック・アコースティック・ベースをカバーしてくれているところで、今回、Spectrasonics自身はこのアコースティック・ベースのリアリティをプッシュしてますね。ベース音源の導入で迷ってる方いらっしゃったら、ご参考まで。
他の売りは、コントロール部分(マクロといえばいいのかな?)、Omnisphereから流用したアルペジエイター、ライブラリーの補強といったところのよう。従って、ソフト音源としての賢さよりも音色のバリエーションってとこに価値を認めるのが妥当かなと。
で、さすがにOmnisphereのような直接の4レイヤー構造にまでは増強していないものの、引き続きデータベースをOmnisphereから読み込めるので4レイヤー重ねることは可能(ベロシティスプリットなど特殊な作り込みまでは調整不可能かと思います)であり、またOmnisphereのグラニュラーモードや多彩なアンプシミュ、FXを借用することは充分可能です。

もちろん無償アップデート。
DLサイズはそんなに大きくないので、暇なときを待たなくてもよさげ。