
Pancz など未来志向のエフェクターを開発する Spectral Plugins から 空間系エフェクトの集合体 Spacer がリリースされましたんで、ざっとデモしてみました。
搭載されているのは Reverb, Convolution, Grain Reverb, Delay, Grain Delayとマスター部分にChorusとUtilities。処理順を変更でき、パラメーターのランダマイズ、パニックボタン、それと各モジュールにEQその他の拡張設定があり、デザインもスマートなので魅力的に映りました。
機能面というか、パラメーター面も充実しているため、Utilities部分だけでもスピンアウトしていいかなと思いました。少々デジタル臭が強い気もしますが、好みの分かれるところでしょう。
DelayとReverbのモジュールは実際の効果をグラフィックに反映していましたが、Grain系の2つはたぶんパラメーターと無関係ではないかと思われます。美麗は美麗なんですが、何も鳴らしていない状態でもバイパスでもプラグイン画面を非表示にしてもアクティブトラックを切り替えてもそこそこCPU負荷がかかっているようで、ちょっと怖いなと。
バージョンアップまたはそれに類するリリースで負荷の面は改善されると思います。