Polyverse “I Wish”

今を去ること15年前にサイケトランスコンピ Tsunami において圧倒的なクオリティで耳を奪ったイスラエリックトランスの雄、Infected Mushroom はいまだに僕にとってアイドル的存在。

Polyverse Music というところからInfected Mushroom Presentsと冠して、ベータ版のエフェクトプラグイン i wish が公開されている。
オーディオインプットされたものをショートループ(≒グラニュラー)組んで、鍵盤で音程として鳴らせるようにするものだ。

これ、僕は以前何度か、1個1個ボーカルサンプルにループ設定したり、Batteryに組み込んでグリッチさせてなおかつ微妙なピッチずれをAutoTuneで補正する形、要するに手作業でやったことがあるんだけど、猛烈に時間がかかるので何とかならんもんかと思っていた。

かつてはDestroy FXのBuffer Overrideを使った(cf. Hamsin)こともあったのだけどMacだとBPM同期が取れず、泣かされたもんだ。
大量の壊し系エフェクトをぶっ込むゴアやイスラエリックトランスの類いを作るのは工賃より工数との戦いといえる。

LIVEの場合の結線例

LIVEの場合の結線例

Ableton Liveの場合のわかりやすい結線例が見当たらなかったのでキャプチャしとく。

MIDIを受け付けるオーディオプラグインと同じで、MIDIトラックを別途用意して、I wishを挿したトラックのI wishにMIDI toする(Session ViewのスクショですがArrangement Viewでも同様)。

Logicの場合はこう。

動画のファイルサイズ抑えようと思ったらあちこち見切れちゃった、すいません。
ちょうどいいトランス曲なかったので、WOMのWild Windのデータを使った。
デモンストレーションとしてはあんまり面白くなくなっちゃったので、Infected Mushroomご本人によるものもちゃんと紹介しとく。

「ギター弾けるのか?」「ん、弾けねえよ?」てなところから始まって面白いことになる。

まだベータ版とのことだが充分なくらい機能がまとまっていて既に文句も無し。
ポリ数やベンド値の上げ下げが少し見づらかったり、音量バランスが若干取りにくくなる瞬間があるのは要改善のように思われる。
その辺の細かい調整が加わって完成かなと。
レスポンスも素晴らしく速いのでライブで使うのにもよさそうだ。

操作性 ★★★★☆
レスポンス ★★★★★
音質 ★★★★☆