音楽ソフト関連ニュース Jun. 20th

多いな、今日。

DAWESOME “NOVUM”

次世代の抽象音楽、シネマティック用エンジンの重要な一角を担うだろうと勝手に思っているメーカー Dawesome から新作 Novum がリリースされました。ちなみに他に注目しているメーカーはBLEASS。

AU, VST3対応。
今回は、グラニュラーシンセとしちゃふつうな仕組みに仕上がってるようです。トライアル版を試してみたところ、リアルタイムにコントロール可能なパラメーターがそこそこの数揃っているものの、そこまで自分の手でコントロールできてる実感がありませんでした。とはいえ、これだけの枚数のレイヤーをがっつりとグラニュラーの中で扱えるのは圧巻と言えますし、コントロールのアサイン手法によっては思いもよらぬ音を生み出せる可能性があるため、ソフトの能力以上にユーザー自身の技量が問われると言えそう。

定価が$179(1万9690円)で、イントロ価格$125(1万3750円)。

UVI Sonicpass 音楽の日セール (〜6/22)

UVIのサブスクプランがSonicpassで開始された記念でしょうか、6/22まで最大50%オフとなるFête de la Musique 2022(音楽の日)セールが開催されているようです。
性能がよく、コスパのバランスが取れているUVIですが、全体的に重めなのと、シミュレーションかと思いきやサンプリングってパターンが多いのが玉に瑕。手を出しあぐねていた製品があればこれを機にどうですかね。

Arturia FX Collection 3

少し前に告知が出ていたようですが、Arturia FX Collection 3が登場しており、26個ものプラグインFXが収録されています。内容を列挙させてもらうと、DIST TUBE-CULTURE, DIST OPAMP-21, EFX FRAGMENTS, REV PLATE-140, REV INTENSITY, REV SPRING-636, TAPE MELLO-FI, EQ SITRAL-295, PRE 1973, PRE TRIDA, PRE V76, DELAY TAPE-201, DELAY BRIGADE, DELAY ETERNITY, CHORUS JUN-6, CHORUS DIMENSION-D, PHASER BI-TRON, FLANGER BL-20, FILTER MINI, FILTER M12, FILTER SEM, BUS FORCE, COMP DIODE-609, COMP VCA-65, COMP TUBE-STA, COMP FET-76。数えてませんが、たぶん合ってますよね。
新しい!ってよりも、手堅く揃った印象です。他社のものを既にお持ちであればわざわざ手を出さなくてもいいのかなとは思いますが、まとめてある程度揃えちゃいたい人には(為替の状態はともかく)そこそこお得なのかなと。

Soniccouture “Sun Drums”

玄人好みすぎて視野に入りにくいメーカーですが、前作Moonkitsの姉妹品にあたるSun Drumsをリリースしています。動画のほうは、もっぱらMIDIキーボードを通じての演奏技術に目がいっちゃいますけども。David “Fingers” Haynesを思い出されますね。
ライブラリーの内容的にはディケイ短めなものやアタック鈍めなものなど、最近のドラムのサンプルライブラリーと異なる路線の素材も多く収録されているようです。作成中の曲にマッチするかどうか試さないとわからないタイプの製品ですね。
定価$179(1万9690円)で、イントロ価格が$120(1万3200円)。Kontakt Playerにも対応しています。

Chocolate Audio “Glissando Harps” 77%Off (〜6/24)

Audio Plugin Deals でKontakt用のハープのライブラリーがセールになってますね。APDのニュースをメール購読している人にはさらに$5(550円)オフとなるクーポンコードが届いているはず。

ハープのグリッサンドって、ワンポイントな使いみちに偏りがちにも関わらず、調、強弱、スピード感、左右手の開始音など調整要素が多いだけに、打ち込みが面倒なものの一つ。
LogicのMIDI FXのハープ用スクリプト、KontaktのKSPにも活用の目がありますが、実際試してみるとなかなか一筋縄にもいかない。
なので、この価格でグリッサンド特化の音源が手に入るのは、ラッキーじゃないかと思います。グリッサンド以外の奏法もカバーされているようですが、残念ながら自分はこれを買わなかったのでクオリティについて判断しきれません。ただただグリッサンドについて、動画で聞く限りにおいてですが、お得っぽいぞとだけ判断できました。

SimpleSynth 64bit

調べ物をしていたら、その昔、軽量でシンプルなSimpleSynthってシンセがあったらしい。OSへのキャッチアップはとっくに終了しているようでしたが、追跡してググったら64bit対応させたものがgithubで配布されてました。経緯はよく知らない。有志ってことかなと。
soundfontのファイルを直接読み込み、MIDI入力ですぐさま鳴らせる仕組みなので、読み込んだ挙げ句soundfontのピッチが怪しく鳴ってしまうSforzandoより効率よく使えそうです。

Kelly Heaton の鳥

こちら方面は疎いのでざくっとした見出しにしましたが、メディアアーティストの Kelly Heaton がこういう代物を作り上げています。いま欲しいのはこういう発想ですね。

Suddenly, the hardware is no longer opaque. 

Artist Uses Electronic Circuits to Create “Singing” Birds

エジソンのフォノグラフ

先日 Soundiron の Phonautogram を取り上げたとこですが、関連動画の中でもうっすら触れられていた(と記憶しているけど、他に幾つか見たのと取り違えてるかもしれない)エジソン式蓄音機の画像がたまたまFOBOに上がっていたみたい。

FOBOというのは以前から自分がちょくちょく見ているサイトで、ビンテージの書籍内のさまざまな画像を高解像度でスキャンしたものがランダムに紹介されています。

Isaac et Nora

フランスの若い兄妹が、音楽家の父とラテン音楽好きの母の影響を受けつつ、その住まう大自然と耳から音楽を学び、公開した曲が中南米で大人気となり、スペイン語も学び、中南米の3カ国でツアーを敢行するに至ったというニュースですね。チケットもあっという間にソールドアウトしたらしいです。
心洗われるというか、初心に引き戻される思いです。

86歳のジュリー・アンドリュースとドレミの歌

こちらもMy Modern Metから。6/10にロサンゼルスで開催されたイベントに出席したジュリー・アンドリュースと、その代表作の一つであるSound of Musicに出演した子どもたち(彼女たちも既に充分にお歳を召しているのだが)が一堂に会し、サプライズでドレミの歌をともに歌ったというニュース。

日本(?)では一部でこの映画に関する誤った解釈が吹聴されているようですが、何を描いたものなのか、これを機に改めて振り返ってみるのもいいかなと思います。

Wusik の 開発者、闘病中?

ブラジルの音楽ソフトデベロッパー Wusik の William Kalfelz が健康上重大な問題が見つかったとかで、サポートを募っています。プライバシーのこともあって詳細はまだ明かされていませんが、今週末には経過報告がなされるみたい。
ひとまずbuy a coffeeで$3(330円)贈っときました(Buy William Wusik Kalfelz a Coffee. ko-fi.com/williamkalfelz – Ko-fi ❤️ Where creators get support from fans through donations, memberships, shop sales and more! The original ‘Buy Me a Coffee’ Page.)。