Modartt “Pianoteq 5”

購入&導入したわけじゃなく、購入前にこの点で導入を諦めましたという妙な内容のレビュー記事となります。
記事内容とキャプチャなんかを見て「おっ」と思い、Pianoteq – Pianoteq 5の商品紹介ページを見に行きました。

曲にピアノ音色をぶち込む時、いや、最近の自分の作はピアノを入れることが妙に多いんですが、なかなか理想の音になることが少ないというか、しまいには「ハードウェア音源のピアノの音色のほうがいいや」と思っちゃうことも多かったり、率直なところ「音色探しに時間かかるくらいなら曲作ることすらもう勘弁してほしいです」という昨今です。
ずっとそんな感じなので、打開策なるかという気持ちで見に行ったわけです。特に「マイキングいじれるの? うひょー!」と思ったりもしてね。

結論言うと、たしかにピアノの音だけれど、どこかこの世のものではない印象で、食指は動きませんでした。人柱的になる気も起きずというところ。

どうしてリアリティに欠けるんだろう、データ打ち込みのクオリティなのかなとも思ったり、NIのピアノ音源やEXSの音源にもあるようなペダルのノイズや他弦の共鳴や打鍵ノイズは聞こえないので、そういうとこかなとも思ったり(機能としてはあるっぽいけど)。
そこで、ビブラフォンの音のデモも聞いたのだけど、質感的にはヨーロピアンというか、モンドっぽい感じの曲であれば馴染むかな、むしろモノラルにしたほうが…というところでふと思いました。これ、ピアノもビブラフォンも空間上の一点からすべての音程が鳴ってるように聞こえるんですね。と書くと語弊ありそうなので、もう少し違う言い方をするとピアノの音として僕がいま現在理想と思い描いている定位感と違うんだな、と。

NIの音源でもEXSの音源でもそうなのだけど、Stereo Widthの調整ってそうそう上手くいきません。収録される音の情報密度も遠因としてありそうですけど、そんなにアピールしてくれなくていいです、って音でミックスされちゃいがちで、それゆえに困ってるってとこがあります。