Embertone “Friedlander Violin”

Friedlander ViolinはEmbertone開発による音源ライブラリーで、自分の曲でもこれはバイオリンをフィーチャーしたいってときには迷わずチョイスしています。データサイズは8GBくらい、インストールにはConnectってソフトが必要。モタりが気になったり、激しいビブラートが欲しい気もしますが、ポルタメントを活用して叙情的に奏でるフレーズとなると随一です。
日本円だと1万円ちょっと、エデュケーション用途だともう少し抑えられます。…同程度の演奏が出来る人に幾らでお願いできるかって考えると、ちょっとバイオリンのフレーズの勉強してでもこっちにしようって思っちゃいますね。

それと結構メモリを食うので、仮データではLoRAM版を使い、作り込みでFull版を使うのがよさそうです。LoRAMとFullの最大の違いは主にポルタメントのスピードが変わるか変わらないかっていう部分。

ビオラやチェロのバージョンもありますし、トランペット、フルートも気になります。


v1.5のアップデート出てました。メールの内容とアップデート方法を簡単に訳しておきます。

数ヶ月にわたる取り組みを経て、1.5をお届けできることになりました。
今回のダウンロードはいくつかのインストゥルメント等を丸ごと含めた内容です。ダウンロードコードは次の通り:***

INSTRUCTIONS(きちんと読んでね)

  1. このアップグレードはスタンドアローンによるもの。つまり前のバージョンに要素を加えるものではありません。したがって旧Friedlander Violinのフォルダに置くことはせず、Embertoneのライブラリー直下に別個置いて下さい。
  2. Continuata Connect Downloadユーティリティーの最新版をインストールして下さい。
  3. OSに適したアイコンをクリックし、インストール作業を続けて下さい。
  4. Connectを起動し、上述のダウンロードコードを、Connectのペースト欄にコピペして、ダウンロードボタンをクリックして下さい。
  5. ダウンロードの中止やレジュームはお好みで。Installerを途中で終了する必要が生じた場合でも、再度起動時にはレジュームできますし、新たに1からダウンロードすることもできます。
  6. 1.5のダウンロードとインストールが完了し、お持ちのHDの適切な場所にデータを配置したならKontaktのAdd to LibraryでEmbertone Friedlander Violin 1.5をブラウズしましょう。一度設定が完了すればFriedlander Violin Libraryのタブは1.5インストゥルメントを指し示すようになります(訳注:旧バージョンをオーバーライトするのかどうかは未チェックのため不明)

1.5では擦弦位置の制御、メモリー節約、ピツィカート(pizzicato)、トレモロ(tremolo)、ソルディーノ(sordino)、スール・タスト(sul tasto)、スウェルの機能が追加されています。細かい部分ではキー・スイッチの自由度が向上(キー・スイッチの強弱で暫定効果と恒常効果に違い)、アフタータッチをビブラートにアサイン可能、レガートによるトリルが可能、など。

Fullのライブラリを読み込んだ際に確認できるGUIコントロールのうち、新バージョンで新たに設けられた部分は、マニュアルにも記載ありますが、

Reponsiveness:レガートの反応速度。値が大きいほどレガートのタイミングが早くなる。
Transition Attenuation:奏法切り替え時の音の変化度合いの軽減。値が大きいほど切り替え時の音色の変化が大きくなる。
Slur Delay:スラーはボウのU/Dの切り替えにタイミングが先行するものだが、このボタンでその先行時間差を短縮できる。
Ensemble Randomization:アンサンブルの響きにばらつきを与える度合い。

読み飛ばしそうなとこもフォローしときます。

Length Control When short dynamics are controlled by Dyn CC, velocity will control the length of the staccatos, and when short dynamics are controlled by velocity, Dyn CC controls the length. If you prefer to have static lengths, simply turn Length Control off.

(DynCCが設定されているとき、ベロシティはスタッカートの長さをコントロールする。逆にVelocityに設定されているとき、DynCCが長さをコントロールする(ControlのパネルのDynamicsの箇所;デフォはCC#11)。)

Portamento Threshold The value here represents the highest velocity that can be played to trigger a portamento transition. Everything above this value will trigger either a bow-change or a slur transition. As mentioned earlier, Portamento speed is controlled by velocity within this threshold, so applying less pressure on the keys results in slower transitions, and higher velocities will yield faster portas. It should be noted that slower/faster portamento transitions are scaled to whatever range is set here. In other words, if the value here is set to 60, then the fastest possible portamento will be triggered when a velocity of 60 is performed.

If “Dyn CC” is selected, portamento speed will be controlled by CC 80.

(ベロシティいくつまでポルタメント効果を有効にするか。この値より大きいベロシティで奏でた場合はボウのU/D切り替えかスラーとして機能する。上に記したように、ポルタメントスピードはスレッショルドで設定した範囲内で有効なので、値の設定に注意が必要。


新たにこちらの動画を紹介しときましょう。

TouchOSCを使用したデモも紹介しときますね。

マニアックな参考動画でアレですが…

ハップフェルト・フォノリスト・ヴィオリーナという、バイオリンが仕込まれたオルゴールを折よくYouTubeでレコメされたのでついでに紹介しますが、ビブラートなんかをこんなふうにブーリアン式にON/OFFだけで表されても演奏表現としては心細いもので、XYパッドを活用してビブラートの強さや音の強さを同時に操れるなら楽だろうと思うのですね(LogicのエンバイロメントにもXYコントローラはあるけど、入力インターフェースとしては心もとない)。