Plugin Manager(プラグインマネージャ)とは
Plugin Manager (プラグインマネージャ)とは、インストールされたAudioUnitsプラグインのValidation(検証)や、AudioUnitsプラグインの読み込みのOn/Offを指定するのに用いられます。

左上のカラムで「すべてを表示」を選択すればInstrument(音源)、Effect(エフェクト)、MIDI-controlled Effect(MIDI 制御エフェクト)、MIDI FXの区別なくずらりと一覧で表示されます。
Escを押すと初期化されてしまうので操作に注意。
最上段「名前」「タイプ」「製造元」などのラベルをクリックするとソート(並べ替え)されます。
shiftや⌘キーを活用して複数選択し、On/Offのトグルスイッチを切り替えられます。スペースキーで切り替えられます。
検証
新しいプラグインをインストールした直後やプラグインをアップデートした直後など、Logic Pro Xに限らずDAWは起動時にその動作検証が行われます(新しくインストールしたプラグインが認識されにくいときは 【小ネタ】Mac動作に関する小ネタ集 – makou’s peephole を参照)。
プラグインマネージャを使用して手動で検証を行う場合には、対象となるプラグインを選択して「選択項目をリセットして再スキャン」を行います。
マウスポインタが虹色クルクルのまま終わらないものは十中八九使用できないので、⌘+option+escで「アプリケーションの強制終了」ウィンドウを表示させ「auvaltool」を強制終了させちゃいましょう。
UADなど、インストール/アップデート時に大量のプラグインがインストールされるものは、起動時の検証をキャンセルしまくって、起動後に検証するとラク。
あるいはインストール後に、”使わないもの”をComponentフォルダから移動するスクリプトを書いておいてもいいかもしれません。このとき、”使うもの”に対して”使わないもの”が多すぎる(または”使う”ものを購入するペースよりも、”使わないもの”がアップデートのたびにインストールされるペースが速い)場合、「”使わないもの”を移動する」のでなく、「”使うもの”をいったん移動して、その場に残される”使わないもの”を手動で捨てて、”使うもの”を元に戻す」というふうにあえて手順を増やしたほうが案外継続的にスクリプトを使い続けることができる点に注意。
カテゴリへのカスタム追加
リストアップされているプラグインを「カテゴリ」に放り込むとリストに変更が加わります(10.4.5(だったかな?)以降はプラグインの遅延読み込み機能が搭載されたので、変更の反映を待つことがなくなりました)。
メーカーとプラグイン名で辿らずとも、既存のカテゴリから辿れるようになるわけです。
スクショでは、サードパーティ製プラグインの「カスタム名」の頭に👽を付けて表示するようにしました。
これで純正プラグインと明確に区別できるようになりました。色をつけられるともっといいんですが、それはたぶん今後も難しいと思うので、❤️💛💙や🔴🟡🔵、🟥🟨🟦みたいなカラーバリエーションのある絵文字を活用すると多少ラクになるかもしれません。
カテゴリの追加
「カテゴリ」右側の+マークでカテゴリを追加できるので「お気に入り」など新設してもいいでしょう。
カテゴリ名に「:(コロン)」を使うと階層を作れるようで、うちではInst:Guitar、Inst:Drumなどと種類で分けました。
カテゴリの削除
「カテゴリ」を削除したいのに削除できない場合、Plug-in manager! – Page 3 – Logic Pro Helpに対処法の説明があります。
- Logicを終了し、MacのFinderで「MusicApps.tagpool」を検索
- テキストエディットなどのエディタで開く
- 該当する行(<key></key>とその直後の<integer></integer>)を削除し上書き保存
- Logicを起動し、Plugin Managerで該当のカテゴリを削除してみる
