CDMの記事によると、以下のMacに、外部オーディオ機器との間でグリッチ(同期失敗によるガリガリとしたノイズ)が発生したり、音声の再生に著しい遅延が発生する等の問題が見られるとのこと。
- iMac Pro
- Mac mini models introduced in 2018
- MacBook Air models introduced in 2018
- MacBook Pro models introduced in 2018
T2チップの動作に起因すると見られ、日付時刻の修正のタイミングでオーディオグリッチが発生するらしく、「日付と時刻を自動的に設定」をオフにする必要があるらしい。
さらに追記:
一部の環境で問題が解消されないまま、問題のT2チップを搭載した新モデルが発表されたらしい。
意訳になりますが「リニューアルによってゴテゴテと高価な部品を搭載する一方で品質が落ちるならそれこそ最大の問題。PCのコミュニティのように、サードパーティとのやり取りを経て、保証できる動作を提供するのがスジ」とCDMは述べてます。
元記事コメ欄より。
実際にこの問題が起きてるさまをキャプチャした動画(http://rodrigoconstanzo.com/bucket/motu_noise.mp4)
Apple’s latest Macs have a serious audio glitching bug – CDM Create Digital Music
これはひどい…。
「日付と時刻を自動的に設定」ついでに「現在の位置情報に基づいて、時間帯を自動的に設定」をオフにしてもT2チップとUSB2.0との間で起きてる問題である以上、根本的な解決にならない。こんなんじゃ危なっかしくてステージにMBPを持って上がれない。
ThunderboltもしくはUSB3.0のオーディオI/Fおよびきちんとしたケーブルやハブを用いるのが唯一の解法。
Apple’s latest Macs have a serious audio glitching bug – CDM Create Digital Music
まがりなりにも自社でLogicというDAWを開発して売っているのだから、こうした問題をチェックで見落としてはマズいんじゃないの?と、ツッコミは全体的にそんな調子です。