Korg “Keystage” , etc.

最近話題もロクに追えてませんが、新製品はぽつぽつとリリースされてきてますね。記事にしたためられてもいないけど。

NIのKontrol “S-Series MK III”

実は上の記事、2週間ほど前にFeedlyに上がっていたのにMusicTech誌の本サイトのほうでは読めなかった。内容としては、ざっと読んだところでは特筆すべきこと特になし。
たまにMusicTech誌その他、フィードには上がってくるのに本サイトでは読めないってことがあります。有料記事かどうか関係なく。うっかり公開して即非公開にしてるのか何なんだか。

Kontrol S-Seriesは、家に設置しようかどうか、だいぶ長いこと迷っていて、結局まだ購入にも至ってません。
MPEに関わる製品レビューやマニュアル作成に備えて持ったほうがいいよなと思いつつも、ペイできる気があまりしない。MPE対応機種はまだ少なく高価なものが多い昨今、各所のまとめ記事ではKeithMcMillenの製品がリストアップされるなどしてますが、Amazonを見ると評価は低く、チェック用に持つにしても選び難く悩ましいところです。


Korg “Keystage” 発表

といったタイミングで、こちらもまだ詳しく読んでないんですが、KorgからMIDI 2.0のProperty Exchange Protocolに対応した、ほどほどの価格のキーボードがリリースされるもよう。
こういうとこに補充してくるセンスが流石。
ちなみにROLI製品も近々戻ってくるとのこと。


sonible “smart:deess” もうじきリリース

sonibleのニュースレター経由で、もうじきsmart:deessがリリースされると告知がありました。
歌唱やドラムバス、マスターなど使い道多々あるディエッサー(ダイナミックEQ)は、歌唱に限定していうと結構歌唱時の言語との相性問題があるので、一様な効果でなくある程度設定値に幅を持てて、なおかつ弾力のあるかかり方をする製品のほうが有用だと自分は思ってます。学習をテーマとする開発スタンスのsonibleですんで、期待して待ちたい。


Apogee ElectronicがGinger Audioとパートナーシップ

オーディオの仮想ルーティングに強いGinger AudioがApogee Electronicとパートナーシップを組んだらしく。

From 1 November 2023, Symphony I/O MkII users will be eligible for discount on Ginger Audio's Dolby Atmos monitoring software.

Moises、さらに強化

話題としては以前から見かけていたのですが、初級者を支援するものとして、自分で歌ったものをAIのボーカルに変換する機能が備わるようで。昨今の権利問題に対して、どういった落とし所を用意しているのか気になるところ。


Relab “MEA-2 Precision Stereo EQ”

話題を呼んだThree-body TechのKirchhoff EQがPlugin Allianceで扱われ、さらなる増強が施されたのも最近のことですが、こちらはこちらで緻密なEQingに応えると思しきPrecision Stereo EQがリリースされています。まあまあ、いい値段ですね。


感動的な音楽を聞くと痛みが減る

Gigazine辺りが取り上げそうな話題ですが、こちらもMusicTech誌から。
「そうでしょうなあ」が率直な感想ですが、実験の内容が面白かった。

Researchers in Canada found tracks that produce ‘chills’, such as tingling or goosebumps, were linked with lower pain intensity

Cinematique Instruments “Marble”

製品自体は7年前とだいぶ古いんですが、必要にかられて導入しました。
最近はKontaktの内蔵エフェクトのインターフェースを凄そうに装飾した製品をあちこちで見かけますが、当時はいまと少し文化が違い、エフェクトに手を入れてないとこが潔く、面白いですね。

導入したついでに、Kontaktの純正のPlay Seriesを相当しばらくぶりに鳴らしてみていたら、ぶっちゃけMarble導入するまでもなく、これでよかったんかなとも思いましたが、Marbleのシーケンスの仕組みが面白いので良かったってことにします。


ライナーノーツ

直接関わる話でもないけど、ブコメに少しスターが付いてたので。
サブスクでも過去にリッピングしたMP3でもいいんですが、アルバムのジャケットにはその曲に関する背景や、その曲を演奏するミュージシャンの布陣、あるいは機材、スタッフの情報が記されていて、自分はいまだにそういう情報を得たいと思うのです。
「挑戦的なミックスだなあ。エンジニアは誰だ?」ってのが、わりと自分の創作活動に影響を与えたりしてましたんでね。音楽を数多く聞いて感覚はもちろん養われるけど、音楽本体以外のフワッとした部分も意外と影響力を持ってたりするんですよね。

先日、Chick Corea Elektric Band IIのジャケ裏を確認したくなって、だけどCDはもう処分しちゃったしとググったら、ヒットした画像は少なかったんですよね。ジャケ内の各曲の説明なんてなおさら見当たらない(探せばあるんだろうけど)。Discogsにたまに見かけるくらい。いまDiscogs、ヤバいけど。
あとは不正DLのサイトに何故かジャケの全ページをスキャンしたものが置かれていたりして、見るだけならかまわないよね、とビクビクしながら閲覧したり。