国を挙げたK-Popの国際戦略が功を奏しているということで、インドネシア経済の研究者であるTommy Soesmanto氏が「インドネシア音楽業界よ、それに倣え」という記事。
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J-Popは90年代に注目されたものの2000年になるとK-Popに追い越された。K-Popの特徴は徹底してキャッチーなビートと歌詞、人海戦術、派手なコスチュームとしっかりした振り付け。
K-Popnomics: What Indonesia, Other Nations Can Learn From Korean Pop Music Industry – hypebot
国が物的資本、人的資本、テクノロジーといった3点の成長に焦点を絞ったことによって生まれた産物である。
物的資本面として部門を設立、街区を特化。人的資本面としてタレントに厳しい育成プログラム(歌やダンスのみならず外国語、スピーチも)を課す。テクノロジー面としては街中にfree Wi-Fiを設置して配信を容易にするなど。
ロンドン大学の試算によれば、K-Popを通じたイメージアップの効果で韓国製品も売れ、つまり$1投資すると$5返ることになるという。
既にほとんどの人がこの辺りの話は知ってると思うので相当かいつまみました。
Tommy氏の本領であるインドネシアにおいてもこの手の戦略がなされたい、というのが記事のメインで、
有能なミュージシャン、若手アーティストには事欠かない。ポップからジャズ、伝統音楽と畑も充実しており、世界に向けて大いに可能性を見せつけてもいる。
だがサポートは乏しい。2014年の文化事業へのテコ入れ後も音楽は恵まれなかったとあって、2018年春の会議では見直しが叫ばれた。
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K-popの制作に倣って物的資本、人的資本、テクノロジーに注力し戦略的にI-popを広めるタイミングだ。
内容は通り一遍と言ってしまえばそうなんですが、「戦略に学ぶとこあり」と考えるのは日本だけじゃない、というのがポイントかな。cf. 漁夫の利
戦う武器としてクールジャパンも悪くはない。おもてなしも、しないよりゃしたほうがいいんですけどね。手抜かりさえなければ。
専門家じゃないので、このくらいで。
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