Fors “Mela” – 将来性のシンセ、将来性のブランド

Fors “Mela”

Fors | Tela
Fors | Tela

ウェーブテーブルも飽きてきたなあ、グラニュラーは何だか落ち着かないなあ、もっとシンプルで色んな音が出せるシンセ、かつ妙に尖った音ばかりじゃないシンセがいいなあと思っていたタイミングで、ForsからMelaが登場。どうもVSTには非対応でmacOSのみのよう。

情報

  • macOS対応
  • AU, CLAP
  • 定価¥8,300

なお、トライアル版の取得にはアカウントが必要で、これはForsのWebサイト右上のアカウントアイコンで作成できます。

機能、操作感

UIのほとんどはアイコンで示され、上下ないし左右へのドラッグで効果を探っていくスタイル。このスタイルのシンセはReaktorやM4L等で決して今までなかったわけでもないのですが、軽量かつ即応性が高いのと、パラメータ数の多さと、無闇に謎めかせすぎていないのが非常にいい。
イメージ的に近いのがLogic純正のSculptureや、ReaktorのRazor、Prism辺り。あれらも初めて作られてから10年近く(もっとか…)経っているわけで、いま別のアプローチで構築するとこれだけスマートに、これだけ軽量に、これだけ不思議なものに出来るんだと感嘆させられます。

各パラメータの具体的な効果がわかるまでがいちばん楽しいともいえます。
なので、2,3日は何も知らずに心ゆくまで遊び倒して、それから自分の楽曲に取り入れるなり、博打をするようなインスタレーションに用いるのがよさそう。
Forsの他製品はどうやらM4Lが前提となっているようなので、本製品のように別環境でも動作するものが今後どれだけリリースされるのかはわかりません(Discord辺りでそうした会話がなされている可能性もあり)が、期待していてもよさそうに思います。