相当久しぶりの動画ネタになりますが、MEINLが2週間前にアップしたRobert “Sput” Searightの動画を見たら、Aric Improta というドラマーを3年前にフィーチャーした動画がサジェストされました。
初めて知る人なんですが、動画の再生時間の長さはさておき、真っ先に感じたのは「人力」率の高さ。
特別初めて見るテクニックが多いわけではないのですが(ドラムでワーミーを使ってるのは初めてかな)、鳴らすべき音をそこまで意地でも鳴らすかあ…と執念を感じました。
それとフレーズの繰り返しの多さ。という書き方だと否定的に見えるかもしれませんが、自分がこれまで動画で好んで見てきたドラマーの演奏って、同じ技法を2度3度繰り返すことが滅多になくて、そうか、この人は厄介な技法でもリフとして出来るんだと感じ入りました。
全体的に曲芸的な要素が強めではありますが、端々に正確さと独特なセンスが見て取れます。