【週末雑記】 181229

歯医者

小さい頃に行っていた歯医者が標準的と思っていたのだけど、一人で通うには大変ってことで近所に変えたら「ん〜?」と思うことなどあって。

結婚するまでは歯医者に縁なく、結婚後、虫歯ができて当時の歯医者に行くようにしたらまあスムーズなこと。
予約時間より少し早めに行けばすぐ診察室に案内され、「こういう治療するから、あと2回来たら終わり」「ここも虫歯になりかけてるけど、まだ治療しないよ」「口角炎? 軟膏塗っとこうか」なんて、腕はもちろんのこと、配慮に改めて感激したのですよ。結構前の話だけど。
憎たらしい親知らずも万全に治療いただいて。
聴覚過敏が完治せぬうちの妻も、ことさら嫌な音との戦いになる歯科治療において細かな配慮をもらって心酔してます。当初は値踏み感覚だったようですがね。

数年の間にケアが一般化したのかなと最初は思ったけど、巷の話を聞く限り特に変わりはなかったようで、通院をズルズル続けさせられるとか、頼んでもない歯の治療をされるとかいう話は今も聞きます。
中には悪意のある人もいるかしんないけど、基本、良かれと思ってやってくれてるんだろうと捉えてはいます。

だけど、たぶんお医者さんの考える良かれってサラリーマンなんかがその立場で希望する良かれとは違うと思うんですよね。くそ忙しいサラリーマンの立場だとしたら、なりかけの虫歯をたとえ残してでもさっさと日常に帰りたいと思うでしょうし。
恐らく自分の職業にも恐らく同じような、良かれと思ってわざわざ口に出さずに行うことが相手の業種にとって有り難くもないみたいなことがあるんだろうなと。自分がわざわざ考え直しもせずに良し悪し判断してることに普遍性はないってことを戒めとかなきゃいけない。

で、うちの夫婦が心酔してる歯医者って、治療はもちろん見事だけど、思うに、患者の有難がることを重視してくれていそうだと思ったのです。

※昨日の雑記と統合しました

アニメじゃないアート作品

どう見出し付けていいか困ったけど、とりあえず。

ここんとこ(体感的にはこの半年強)日本人のファイン気味なアート作品が話題になるのを結構な頻度で見かけるんですよね。
色んなものがドンブリ気味に感じられつつあるタイミングで見かけるようになったので、アレかな、もうちっと自分の審美眼を信用していいぞって何かの思し召しなのかなと思ったり。確かにだんだん自分を信じられなくなってきてる面あるからなあ。

WordPress

バージョン5.0になってGutenbergが正式になったようなので、ちょこちょこうちのサイトのも直してます。
見出しをつけるのが、記事内容のハードル上げる感じでずっと抵抗あったけど、この機会に少し慣れたかも。
が、どうも旧記事の変換をあちこちで、キャプションにハイパーリンクつけた画像を変換するときに残るゴミのためか404が発生してるっぽい。なるべくさっさと取り除くようにしてますが、ご迷惑かかることあったら申し訳ないです。

Harvey Mason の Chameleon

ほとんどのドラマーのYouTube必見チャンネルとも言える(そうでもないか)Drumeoにて、Harvey Mason御大がChameleonをカバーしておいででした。

僕、ずっとHarvey Masonはペチャペチャしたサウンドの印象があってあんまり好きじゃなくて、このアレンジも出だしから入りくちまで聞いて「う〜ん…」と眉を顰めてたのだけど、結局最後までずっと見ちゃったのでした。
タイトさ、正確さ、鋭さ、速さ、安定感は現代の若手のほうが圧倒的なんだろうに、この頼りたくなる感覚は何だろう。
単に昔からの音楽を聞いて育まれた自分の感覚にマッチしたってだけなんだろうかと少し困惑してから、ほかの演奏者が乗っかったり介入したくなる「懐(ふところ)」なのかもと気付きました。「誘ってる」ってのとも少し違う。
ヒヤヒヤしないんですね。その意味じゃやっぱり安定感あるじゃんってことになりそうだけど、危なっかしい箇所は随所、特に後半に多く見られるのに、何事も無かったかのように取り戻していて、つなぎ止めてくれてる感があります。

制作メモ

いずれお披露目になるとは思いますが、提供曲作ったのでその間の苦闘のメモ。
なにせ、久しぶりに自分の曲を作ったので。

  • 方向性の絞り込み
    • ひたすら最近(1〜2ヶ月以内)の曲を聞いて方向性を絞った
    • Popsと親和性の低いFuture Bass, Trap, Trance, Technoの方向性は除外し、French Houseに寄せた
  • USポップス、USオルタナっぽい11度で引っ張ってくコード進行に。テンポも早い段階で確定させた
  • 作業DAW
    • Logicでスケッチ開始。全体の尺、構成を決めた。仮のメロディはすんなり決定。
    • サイドチェーンの立ち上がり感が気に食わなくてLiveでの作業に変更
    • キックからサイドチェーンを拾ってるトラックと単純にKickstartでポンプさせたものと2種類ある
  • ピアノ
    • メインとなるピアノ音色を、リバーブのノリのよさで選択するも七転八倒。およそ3週間にわたる。薄く、固くなく、しっとり、それでいて奥行きのある感じになかなかならない
    • EXS、HaLion、Kontakt、Estonia Grand、LiveのGrand Piano、FMで組んだり、アナログ・シンセも試してみて、結局Keyscapeでカスタマイズした音色に
    • 音量にLFOをかましたのはかなりあとの段階
    • Liveに持ち込んでからはマルチコンプで叩いた
    • ピアノ音色を支えるもう1パートの音色の選択も並行して七転八倒
      • リズムギター調→マリンバ(プラックでなく)→パッド音色と試し、最終的に削除
  • コード音色
    • ドロップ入ってからのシンセスタック音色はやりたくなかったが、あったほうが自分らしいと思ったので入れた
      • 制作中盤の頃までは2つ重ねていたが、前に出過ぎて聞こえたので、JPっぽい音色を削って、少し鼻声のほうを残した
    • ディスコっぽい古臭さの演出用のストリングスとホンセクのフォールフレーズはLogicで作成したものをLiveに持ち込み。つまり市販の素材ではない
  • ベース
    • メインのベースはこれも当初2つ3つ重ねていたが、結局ドロップ以外はLiveのOperator1音色しか鳴らしていない。適度なデッド感がなかなか出ず、音色が落ち着いたのは最後の最後。
    • グロウルのベース音色は借り物感を出したくてプリセット。もっとギュンギュンさせたい気もしたがスタック音色とかち合うのでやめた
  • ボーカル
    • 録るまで曲の全体像はボヤけたままだった
    • 使うのを5テイクまで絞って、メインはMelodyne後さらにAuto-tuneで久しぶりのケロボイスに(最近またよく聞くね)
    • 洋楽での内省ダイアログっぽい響きにするのに実はけっこう手間かかってる
    • ボコーダー使うのもこの仕事では初。ボコーダーのキャリア音色はLiveのWavetableとSylenth1を重ねてビブラートかけっぱなしにしたもの。ハーモニーで鳴らすと少しゴスペルっぽい響きになる
    • フェイクは捏造。メロディのボーカルラインをflexでタイミング処理したあとAuto-tuneで加工。
  • リズム音色
    • ベタにフィンガースナップを鳴らした(最近「もううんざり!」って内容の動画があったな;This beat is killing country music – YouTube)が、リバーブを切ったりしても今ひとつ据わりが悪く、全体にのっぺり聞こえたので最後の2つ前くらいのバージョンで削除
    • ドラムはミックスバス(グループ)にまとめてコンプで叩いた
      • キックは固い、重い、軽い、速い、鈍い、超速いなど色々試して、ほどほどに軽い感じにしようと思ったが意外と落差が出ないので、重めで固いものを選び、デュレーションやや短めにした
      • TRK-01を早速使ってみたがしっくり来なかったので、結局サンプルをプラック音色同様に急速なピッチ下降型[20msで8st]に加工
    • ハットは鈍くさい感じの音色をブラッシュアップしたかったが今ひとついい具合に響かなかったので、生音系のをディケイ早めにした
    • タムはStylusの音をギターアンプのシミュレーターうっすらくぐらせた。LinnかYamaha RX的なタムサウンドを思い描いてた
    • その他、小太鼓やオーケストラタム、ピアノのエフェクト音の使用を目論んでいたが使わなかった
      • ありがちなブーム音は一部だけ残してある
  • 飾り付け
    • 上昇、下降のFXはSerumで作った
    • 逆再生音はLiveに負荷をかけないように、Logicで作ってから持ち込んだりLiveの中で済ませたり
  • ミックス
    • 随所にOTT、Heater、Roth-AIR、Drawmer S73を選んで挿して、高域を棲み分けしつつ、かなり強調してある。
    • リバーブはいろいろ試したが結局Eos2をDiffusionやや粗目にしたもの
    • ディレイは早めと遅めの2系統で、一方はLive純正、もう一方はReplikaで極薄でDiffusionかけたもの。いずれもほんのりコーラスかけてある

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