SoundSpot 廃業?

大丈夫かなあと以前から思ってたら、ここんとこどうもその可能性が高いらしく、Synth Anatomyで少し辛辣めに報じられています。
わりと積極的に開発を行なっていたのが7,8年くらい前で、2019年のUnion辺りを最後に鳴りを潜めてしまった感。
Denise Audioと同じリードデザイナーを抱えていたというのは初耳でした。Denise Audioも一時以降、あまり動きは大きくないわけですが。

Plugin Boutiqueで扱われているSoundSpot製品はこちら(SoundSpot製品一覧)。ふむふむと思った製品もあれば、うーん…と思った製品も多々あって、ずば抜けていいと感じるものは確かになかったけれども、いずれ話題作を出す可能性はありそうに思っていたのですが。
すでにデベロッパーのサイトは消失し、Twitterのアカウントもなく、問い合わせへのレスポンスもないらしく。

先日、Wiggleの開発元である2nd Sense Audioも見当たらなくなったぞという記事を書きましたが、ぼちぼちそういうデベロッパーが増えてくるのかといった不安も頭をもたげてきています。

Synth AnatomyでもPlugin Boutiqueについて、手頃な価格で便利なものを提供しようというデベロッパーに優しくないのでは、と少々苦言を呈している部分あり。ハードウェア隆盛やコロナ禍、ウクライナ情勢の影響もないではないでしょうけど、それ以前に体力が残ってなさそうな気もします。

廃業自体が事実なのかまだ不透明であるのと、仮にそうだとしてその原因もわからないのですが、あくまで私見として、いま現在Plugin Boutiqueから叩き売りで販売されがちなデベロッパーもおいおい界隈からひっそり消えていく心配はありますよね。ある種のジンクスとして。
現実的な問題として、そうして消えていったデベロッパーの製品を販売し続けること、OSやホストに対してアウトデートしてしまったところでサポートを期待できなそうなとこ、この2点にはたしてPlugin Boutiqueが真摯に向き合うだろうかって点が気になります。

一方で、WaveArtsのように何年も沈降してて急に浮上してくるデベロッパーもあって、何だかわからんですよね。