Sonuscore “The Score” , etc.

Sonuscore “The Score”

いわばオーケストラ調の全自動作曲機として、近年徐々に安定度が増してきたSonuscoreのThe Score。取り扱いはBestServiceですね。
まあまあな値段ですが、わりと元は取れるんじゃないかと思います。

BEHIND THE SCORE: TELLING YOUR OWN STORY


Acon Digital “Acoustica” 7.5アプデ

Mac用の数少ない波形編集ソフト、Acon DigitalのAcousticaが7.5にアップデートし、音声認識や履歴の管理、トランジェント追跡、波形のフリーハンド編集、ディエッサーによる機能強化が行われています。

以前記したように日本語ファイルが文字化けするなど、多言語対応に不十分さを感じる場面もあるので、音声認識やディエッサーについてはあまり期待を寄せないほうがいいかもしれません。


Heavyocity “Gravity 2”

Heavyocity社の代表作Gravityが8年越しにバージョンアップして、Gravity 2に。
8年も経つとトレーラー映像の業界の流行も様変わりしてるわけで、それにキャッチアップ…というよりは、2,3年先の流行も見据えてのアップデートって感じ。操作の自由度、作業効率面にも大きく手が入れられ、トレーラー映像に限らず音楽においても活用可能性があります。
ただまあ値段が値段なので、音楽に使う目的ならば同社製品でももっと使いやすく適したものをチョイスしたほうがいいでしょうね。


sonible “smart:deess”

ディエッサーつながりの話題になりますが、予告通りsonibleからsmart:deessがリリースされました。
どういう製品なのかはsonibleを見てきた人ならだいたい想像がつくかとは思いますが、有り難いことにNFRをいただいたので後ほど動作をチェックして、追記が必要そうであれば追記します。

追記

おおむね予想の範囲内の機能でしたが、破裂音(plosive)をカバーしていたり、摩擦音の発音補正が行えたり、従来のディエッサーの仕組みだと何がしんどかったのかに踏み込んでいるのがいい。
一定基準(スレッショルド)に対して画一的に処理する初歩的手法からは現在多くの他のディエッサーも卒業できていると思うのですが、もう一歩進んでボーカルの子音に対する処理としてこれから何が必要か、それを考える時代になったなという印象です。


Sonora Cinematic & SwishSwoosh “Amber”

職人芸的な製品をリリースし続けるSonora Cinematicから、SwishSwooshとのコラボによる、ホラー向けのKontakt用音源、Amberがリリースされました。
コンパクト版のLITTLE AMBERは、おそらくハロウィーン記念てことでフリーで配布されています。
動画ではKontaktの画面として2タイプが確認されますが、これがモードの切り替えによる違いなのか、nkiのタイプによる違いなのかはよくわかりません。あとでLITTLE AMBERで確認できたら追記します。

追記

LITTLE AMBERで試した限りでは、ロード時にXY PADとONE SHOTとでインターフェース&ロード対象を選べるようです。このスタイルは初めて見ますね。


Cradle “State Machine”

Cradleから待望の新作ですが、シンセORロンプラーと見られるState Machine。どうもThe Prince系列のものに見え、The Princeが響かなかった自分としては少々微妙。
イントロ価格の期間中なので、バンドル版もそこそこお安く入手できるようです。