パンドーラ という楽器

パンドーラ演奏風景
パンドーラ演奏風景

某所でこういうニュースが紹介されていて(信州・長野県のニュース:SBC信越放送:自作の「 バンドーラ 」で小学生が演奏会:動画も閲覧可能)、初めて聞くその名が気になったため、ちょこっとだけ調べてみました。

面倒なので経過は箇条書きで。

  1. パンドラの箱のパンドラ(pandora)が調べるときのノイズになりそうなので、方針立て。
    • 日本語で調べるときはパンドーラで調べよう
    • 英語で調べるときはpandora以外の綴りで調べよう
  2. wikipediaで見出し検索
    • 日本語wikipediaで「パンドーラ」を調べる
      →見つからず
      →諦めた
      →日本語版での検索自体諦めた
    • 英語版wikipediaで「pandola」で調べる
      →見つからず
      →諦めた
      →他の綴りを考える
      →埒があかなそうだ
      →諦めた
  3. 英語版wikipediaで「musical instruments」から辿ってみる
    →発音方法か時代か地域かで辿るコースが多岐にわたりそう
    →最後の手段にすることにして、いったん保留
  4. Googleで「パンドーラ 楽器」で、どこかにパンドーラの綴りがないか検索
    →情報少な過ぎその代わり、上のニュースで紹介されているのと同一であろう長野県の学校が別のサイトでも紹介されていることがわかった。
    →中近東~地中海辺り発祥であるようだ(その意味では、信越放送のニュース記事でヨーロッパと説明されているのは若干紛らわしいと思う)。
    » JASRAC SCHOOL REPORT(アーカイブ)
  5. 形状がマンドリンに似てると思った
    →英語版wikipediaで「mandolin」を検索
    →パンドーラ記事への道筋はなさそう
    →諦める
  6. 先ほどの英語版wikipediaでの「musical instruments」の発音方法と上のマンドリンの件、あと地中海周辺が発祥って辺りから考える
    →「リュート」「lute」からだと何らかのヒントがあるかもしれない
    →英語版wikipediaで「lute」で検索
    →関連楽器(related instruments)の欄にpanduraとある
    →リンクを辿る
    →コレダ!

ということで、英語版wikipediaのPandura – Wikipedia, the free encyclopediaで、パンドーラの説明が読めます。

The ancient Greek pandoura (or pandora) was a medium or long-necked lute with a small resonating chamber.
It commonly had three strings: such an instrument was also known as the trichordon (McKinnon 1984:10). Its descendants still survive as North African Kuitras and Balkan tamburitsas. Renato Meucci (1996) suggests that the some Italian Renaissance descendants of Pandura type were called chitarra italiana, mandore or mandola. In the eighteenth century the pandurina (mandore) was often referred to as mandolino milanese.
古代ギリシャのパンドーラは、中位または長いネックを持ったリュート系の撥絃楽器で、小さな共鳴胴を持っている。
通常三本の絃が貼られており、そうした楽器はトリコルドンとしても知られている。この楽器の子孫は北アフリカのKuitras、バルカン半島のTamburitsasとして今も残っている。Renato Meucciは、イタリア・ルネッサンス時にパンドーラ・タイプの子孫のいくつかがChitarra ItalianaやMandore, Mandolaと呼ばれていたと述べている。18世紀にはPandurina (Mandore)はMandolino Milaneseを指し示していた。
(以上、筆者による怪しい訳)

【参考】

予想通り、マンドリンとの関連はありそうです。
あとインドのタンブーラ(tambura)の源流でもあるみたい。
pand-とかtamb-の言葉は何かと楽器の名称の一部になっている(ex. pandeiro, tambor, tambourine, … tamborが太鼓を意味するので、その類のはtamb-になるのかな。管楽器のbansuriは…別かな)っぽくて面白いなあと常々思っているんですが、機会があったら調べてみたいですね。何かの本に書いてある/読んだけど忘れているかもしれません。

にしても、アレですね、カタカナで「パンドーラ」とだけ記されても基本的に日本語の範囲内でしか調べられないのは不便。さっと何かを調べられるネットを活用しづらいですね。
学校や放送局に問い合わせるって方法もないわけじゃないですけど。

あと、そういや90年代ごろ、渡辺香津美+バカボン鈴木+東原力哉+八尋知洋(以上敬称略)のResonance VoxってユニットにPandoraって曲があったような気が。昔バンドでコピーしたはず…。カバーか。元曲にキーボードは入ってませんが、たぶんシンセギターのパートと八尋さんのパーカッションのパートをこちゃこちゃ弾いていたんじゃないかと思われます。

パンドーラ という楽器” に対して1件のコメントがあります。

  1. より:

    pandura はギリシャが発祥とのこと、その近くの国々への伝わり方が時代と共に
    材料、製作工具と色々代わり、様々な形があるみたいです
    ”ナターシャ・グジー”さんを検索してください。
    ウクライナ地方のpanduraが見れます
    弦の数は61本だとか?
    モデルさん顔負けのすらりとして長身美人です
    椅子に座り、pandura を爪弾いて(ハープのように奏でるが正しいですか、音もハープの感覚です)
    そして歌がまたすばらしいです!!
    聞いてみてください

    1. makou より:

      岡様

      貴重な情報をありがとうございます!
      ナターシャ・グジーさん、拝見しました。

      魅力的な演奏、姿ですね。
      ぜひ大勢の方に見ていただきたい!

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