Old-school Sampler Sound

Lo-Fiっぽく加工するエフェクターは多々登場してはいますが、事後加工だと和音が歪みやすくなるなど加工に限界があって、Spitfire + BT “Polaris”を取り上げたときに記したように、

弦楽器そのものに加えて、FairlightやEMU E-II, Mirage, VHSテープ等であえてサンプリングし直した

音楽ソフト関連ニュース Apr. 8th – makou’s peephole

といった逆行的手法に現在行き着くのもむべなるかなというところ。これを単純にレトロ趣味ととらえるか、それとも必要だから行なった手法ととらえるか、リテラシーが試されます。
波形の質に比べてEGやLFOがキレイすぎるチップチューン用の音源にも(それはそれでアイデンティティなのでいいのだけど)もうちょっとダメさがあるとまた別の響きが得られるだろうにと感じます。
選択肢、ですね。すげえいいサンプル素材なのにEGやLFOが粗い、みたいな表現をしたくてもエフェクターじゃムリで、しゃあないので1ポリずつDAWのトラックを分けて加工する的なギミックを行なっていたことも自分にはありました(誰も気づかないので、結局不毛だった)。

何を鳴らすかでなく、どう鳴らすか、エンジン部分の再考がなされ始めている気配を感じます。