MI7がジェネレックジャパンに , etc.

MI7がジェネレックジャパンに

※エムアイセブンジャパンは、2023年12月末をもってジェネレックジャパンを統合し、社名を株式会社ジェネレックジャパンに変更致しました。今後は、ジェネレック製品に加え、エムアイセブン取扱製品共々ご愛顧のほどお願い申し上げます。

会社概要 – ジェネレックジャパン

MI7のサイトURLがどうなるかはちょっとわかりませんが、MUSIC EcoSystemsのほうは維持されると思います。

UKの楽器輸入が急減速

UKの音楽産業というと、楽器ってよりもソフトウェア方面の印象が強いとはいえ、デジピ、シンセ、アコギ、エレキ、ドラムといった楽器輸入全般に関して正確な統計を参照すると、特に大きなものではアコースティックギターが昨年56%の急減速を記録したとのこと。
たとえばそれ以前にアコースティックギターの過剰供給があったとか、もちろん正確な分析を待たなければいけませんが、仮にそうだとしても決していい数字ではなさそうです。

理論の要不要

SNSで話題になってて、やっと落ち着いたっぽい。
特に主張もないのですが、現段階で自分は「必要と思えば学べばいいし、必要ないと思えば学ばなくていいよね」との結論を持っています。
一方で、要不要はいいのだけど、それに際して考慮すべきことが幾つか。断片的に綴っていくので、結局どっちよって思われるかもしれないけど、結論はいま上に記した通り。

編み出したつもりが、もうある

「理論を学ばずやってきた俺がスゲえ手法を編み出したぜ」と思ってたら、とっくに先行者がいて名前すら付いてたって場合、かなり恥ずかしい。これに気づくのが遅ければ遅いだけ、いっそう恥ずかしい。
承知済みの人も多いだろうけど、枠を外したことやろうと思ったら枠を知っとく必要はあります。

キリはない

極論ですが、理論の要不要を「無でないなら全である」の二分論で語るのなら、「理論を学ぶとしたらその全てを識るべき」と考えないとスジが通らない。
理論の勉強は自分が理解できるとこまででいいと思います。ただ、なるべく早いうちに多くを知っといたほうがいいと思うけど、もし万が一、学ぶ目的がマウンティングにあるなら、目的と手段を見直すべき。
で、後でも書くけど、理論を学ぶなら第一章第二章と区切られてるものを参考にしないと、どこまでやったかわからなくなるので、原則としてつまみ食いはオススメしません(モーダルインターチェンジを知ってるのにスケールを知らないとかいう話、結構聞く;この場合、聞かれて教える側が急遽だいぶ前のステップまで戻って、なるべく飽きないように、かつ誤解を生まないように掻い摘んで伝えなきゃいけなくなるので、正直しんどい)。

不要論説く人が理論を知らないとは限らない

知らないとは限らないが、知ってるとも限らない。要不要論を鵜呑みにすべきか、というメタ的な話ですが。
理論を学んだ上で不要と説くのと、理論学ばずに不要と説くのとではワケが違い、核心(正誤ではない)はその結論に至る経緯の中にあります。
あと日常的なリスニングでとんでもない質/量の知見を得てる人の宣う不要論は、さらにワケが違います。

つまみ食いでよいか

原則よくないと思います。なんだかんだ、音楽に限らずですが、体系的に学んだほうが(退屈ではあるけど)都合短時間で身になります。が、時間を気にしないなら別にかまわないでしょう。
全般にそうなんだけど、向き不向きを含め個人差って思いのほかデカい。つまみ食いのほうが伸びる人も何故かいます。ひいては理論を学んだせいで作る音楽がつまらなくなる人もいるし、その逆もあります。自分は、そういった個人差を踏まえないと危なくて要不要を軽々しく語れず、経験談を語るのが限界です。

たずねられる人を持とう

分野によっては理論を知らないとどうにも太刀打ちできないことがある(特に劇伴やジャズ、即興音楽など)ので、そこは先達の考えを聞いたほうがいいでしょう。
先輩でも師匠でも、ネット上の親切な識者でも、「この理論、自分に必要だと思いますか」みたいな内容でもいいから、たずねたらいいんじゃないかなと(その質問の時間ぶん、相手の時間を奪うことも考慮しよう)。

書き留めておきたいことは大体こんなとこです。