Massive X 触ってみた

Massive X 出ましたね。

もっと詳しいレビューあると思いますし、ちょっと立て込んでるので、小一時間ほどデモを使ってみた印象を軽くだけ書いておきます。

Serumだなんだといわゆるオルタナティブなソフトは多々あって、これ以上何があるのかと気になってはいたのですが、思ってたより方向性としては順当に未来派のシンセに進歩していて、操作感としてはパーツ配置が大きく変わったり、モードを変えた際にパラメーター数次第でノブやフェーダーの数がまるっと変わってしまったりで戸惑いが多いものの、従来のMassiveをきっちり踏襲している印象です。
競合云々ってか、圧倒的ですね。びょーんと一足飛び。
ここまでやられると他のWavetableシンセは凡庸にしか見えない。もしくは別の方向性を見つけて各々がオンリーワンになっていくとしたら、それが望ましいのかもしれないなとすら。

Web上のクイックスタートガイドは6/28現在まだ日本語対応してないっぽいので、英語苦手な方はちょっと待つ必要があるかもですね…。
でも、イラストだけでも結構わかるっちゃわかるので、見ながら自分のMassive Xをあれこれイジってたら意外とすぐ慣れちゃうかもしれません。
あと、Sleepfreaksがチュート動画作ってるらしいんで待ってたらいいんじゃないかな。

Wavetableはオシレーターだけでどんだけ処理できるんじゃというレベルに達してます。
PM1やらはもともとModulation OSCにあったものが移設されたものでしょう。ここは扱いやすくなりましたね。
グロウル専用音源という固定観念を吹き飛ばすように、エレクトロニカ、デトロイト・テクノ方面まで楽勝でカバーできるようになったと思います。
でも、あれかな。見た目で想像つくかもしれませんが、ReaktorのRazorとの合体って印象がかなり強い。

ノイズのバリエーションは増えていて、これフリーランになったのかなと思ったらリトリガースイッチがVoiceのメニューに移動してました。ちょっとわかりにくいと思ったけどどうなんでしょう。

フィルターにも複数種のローパス、ハイパス、および2nd Filterというパラメーターで操作可能な複合型などが追加されています。
Waveshaperといったほうがわかりやすいかもしれないインサートエフェクトは従来のものと大きく変わらず、ここもRazorっぽい処理だなと思うものがありました。
エフェクターのほうもそんなには変わらずですが、パラメーター数が変動するので、マクロを多用する使い方されてた方はわりとバタバタするかもしれません。3種類ほどあったディストーションは無くなったか移動した…のかな。

下段は従来のでいうとP:Perform、E:Envelope、L:LFO、T:Track(Key Track)と見られ、細かな調整ができるようにはなっているものの基本的な使い方は大きく変わらないように思いました。
VRは8ステップのランダムネスがNoteOnごとに発効されるようです。何の略かは不明。正式なマニュアルに書いてあるかも。

残念に思ったのが、うちのディスプレイとの相性かとも思ったんですけど、オシレーターにEnvelopeやPerformをアサインしたら波形表示が動いてくれるかと思いきや静止画だったところや、EnvelopeのADSR値を変更しても表示が変わらなかったところ。
図に書き込まれた小さな三角も操作できない絵の一部で、あっれー?と思っちゃいました。改善されるのかな…。
逆にRoutingのとこはこんなにいじれていいのかと不安になるくらい自由。

もう1つ残念なのはオートメーションでどうやらマクロ以外を直接コントロールできなくなったっぽいところ。DAWからオートメーションの一覧見るとわかります。
パラメーター数が動的に変わるようになってしまったので、これは仕方がない。
一応16個までマクロ登録できるようになったのでそこまで困らないとは思いますけど、人によっては使い方を改めないといけないかもしれない。
ちなみにマクロ登録するにはノブの番号をドラッグ。

Reaktor Blockっぽくなったビジュアルのため突き放された感を覚える人もいるでしょうけど、実際には爆発的に増えた機能が整頓されたともいえ、またツワモノがこれからとんでもない音色をガンガン配布していくことも推測されます。
急いで導入する必要はなさそうですが、素敵な活用例をたまたま見ちゃった人は迷わず手を出していいんじゃないかと思いました。

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