スマホで録った弾き語り音源の編曲とほぼ同時進行でレコスタで別途弾き語りを録ってもらい、テイクを送ってもらって編曲音源とボーカルのテイクの2つをガチコンする作業を行ないました。こういう手法取りましたというメモ。
最近はおそらくあまりないと思いますが(分業化が進んでいるため)制作に慣れてないアーティストが編曲家の手を借りて曲を形にする場合も同様の作業が発生するでしょうね。
スマホで収録した音源→仮テンポで編曲(打ち込み直し)
弾き語りした初期デモの録音データをいただいたらLogicに貼りつけて、ビートマッピングでテンポを定義し、アレンジを進めていきます。
データによってはスマートテンポ機能を使ったほうがラクそう。
アンプラグドタイプな曲だとやっぱりある程度テンポの揺らぎがあったほうが聞き手の感情も揺さぶるんですよ。もちろんさらなる微調整は必要になりますが。
レコスタで収録した音源→本ちゃんテンポ抽出
別所でほぼ同時刻に録音された伴奏とボーカルトラック。
受け取ったら、こちらもビートマッピングでテンポを定義します。
本ちゃんテンポの移植
進めていたアレンジプロジェクトに、新しく録ったボーカルと、そこから拾ったテンポデータを移植します。
Logicは早く32bit floatデータに対応すべき。
オケとテンポとボーカルの統合
問題なく統合できたので、細かい部分を詰めていきます。
余談ですが、バイオリンとチェロは例によってSerenade IIIを使ったもので、オートメーションデータが密過ぎて若干の遅延が発生していたためシンアウトさせてます。
わかりやすいように「本ちゃん」と書きましたが、これはデモ音源の制作風景。
ついでなので、たまにシンガーソングライター系の方で歌だけ送ってくる方がおられますけど、せめてカウント「1,2,3,4」がほしいです。