Gorilla Engine

時間に余裕が出た隙に、Macにインストールされたデモソフトウェアのデータ消去をしていたら、RhodesV8Proにujamの文字が見えて、そうかアレはUJAMが開発に携わっていたのかと知りました。
ついでにアレコレとデータを見ていたら、Gorilla Engineという文字が見えて、これは何だろうとググったら、上のページが引っかかりました。昔からあったものなのかな、全く知りませんでした。

それはそうと、プラグインのデベロッパーは表示される社名やバージョンナンバーを正しく表示してほしいものです。
Logic内あるいはCubase内のプラグインマネージャで確認できるバージョンナンバーと、実際のファイルで確認できる社名、バージョンナンバーとが異なることがまあまああって、けっこう戸惑います。
最近はマネージャソフトが自動的にバージョンアップ確認をしてくれたりするので、そうした類いのものは助かりますが、それ以上にデベロッパーがガンガン増えてきた昨今、バージョンアップの連絡もマーケッティングメールもごっちゃに送ってくるようだとメールソフトがえらいことになりますし、どうにかならんもんかと。
DAWでプラグインを差してからインターフェース上にアップデートの告知が出るのも好きじゃない。なぜ使う段になってからDAWを終了してアップデートして再起動しなきゃいかんのか。もちろんアップデートを後回しにしてもいいのだけど、忙しいタイミングに覚えてられるもんですかね…。
今日の更新は文句が多いですね、すいません。

さて、このGorilla EngineとはかつてHypersonic, Structureと、こうしたソフトウェアビルダーを開発してきた、おそらくUJAMの母体が提供する最新のソフトウェアビルダーと思われ、比較的簡単な仕組みでいわゆるRomplerを開発できるもの。UIデザインも必要そうですけどね。
登録して開発キットをダウンロードし、月額プランに入れば、プラグインソフトのビルドやリリースが行える、という段取りと記されています。
とはいえ、どうもまだ登録ページすら準備段階のようで、中身を確認することもできません。
興味のある方はブックマークしておくとよいかなと思いました。

枠組みを開発する技術力があれば、こうしたビジネスを展開することができるのは言わずもがなで。
もちろん持続させるにあたっては、能力のある技術者が雇用主に愛想つかして出ていっちゃわないように充分な報酬を与えること、もしくは出ていっちゃっても走り続けさせられる下準備をしておかなくちゃいけないわけですが。