
この時期にまとめ記事ってのも不思議な感じ。
詳細は元記事を見ていただければ充分なので、日記に書くことは感想以外ないのですが。
- Wavesequencer Hyperion
- Dawsome Abyss
- Noise Engineering Sinc Vereor and Virt Vereor
- Cherry Audio Memorymode
- GForce OB-E
AbyssとNoise Engineeringの3つと、あと昨日ちょうどOB-Eを少しだけ取り上げました。
- Dawesome “Abyss” – makou’s peephole
- Noise Engineering が3つのソフトを配布中 – makou’s peephole
- 気になり始めたソフト いくつか – makou’s peephole(メモ程度のものなので見る必要ないかも)
モジュラーシンセやガジェットが今もとても元気で、来月にはSuperbooth 2021が開催されます(Welcome – SUPERBOOTH21)。といった風潮が続く間、ソフトシンセ方面はしばらく注視しなくていいかもと思っていたのですが、ここでいうとAbyssがそうか、ソフトシンセだけでなくエフェクトも含め、グラニュラーシンセシス方面の模索&提案的なものが引き続きよく目に止まります。自分が関心を持っているからたまたま目に止まってるだけかもしれませんが。SynthanatomyやLANDRでも、グラニュラーに関する特集がちょうど組まれてますね。
- Granular synthesis, hardware or software, what do you use?
- Granular Synthesis: The 5 Best Plugins For Futuristic Sound | LANDR Blog
あくまで私見ですが、意外と高い負荷、少し把握しにくい概念、低再現度(ランダム性)、ハードとソフトとで分離してること、元データからの縛り、無機質性、こうした辺りが自分にとっては仕事での使いにくさと感じられていて、こうした不安定なところが逆に有効活用されたジャンルが流行るか、新たな読み替えがなされたら今後向き合い方が変わるかも…と淡い期待を寄せています。
で、この中ではAbyssが面白い発明だと自分は思えました。
好き嫌いは分かれると思いますが、予測がつかないから面白いという指向の代物の中でも特に音楽性が保たれ(保守的というといいんだろうか)てるようで、そのため制作に持ち込みやすい、と。もう少し何か驚きが欲しいという抽象的で勝手な希望が個人的にあって、現状で積極的な導入には至ってないのですが、停滞した自分の意欲に何かをもたらしてくれそうな期待があります。待ち切れず導入する可能性もまたあり。