Boz Digital Labs “Claps, Stomps, Snaps Bundle” など

玄人向けのプラグインエフェクトのリリースが多い印象の Boz Digital Labs から、それぞれ手拍子(小〜大)、足踏み(小〜大)、指パッチン(小〜大)のソフト音源、 Claps, Stomps, Snaps Bundle が2/14ごろに発売されていたようです。

Claps, Stomps and Snaps Bundle – Boz Digital Labs
Claps, Stomps and Snaps Bundle – Boz Digital Labs

2/16〜27までの間、定価 $79.95(現在 8,586円) のところ $29.00(現在 3,114円) で販売されます。

洋楽…とひと括りにいうのも最近は若干ムリがありますけど、3,4年くらい前ですかね、あまりにスナップ(指パッチン)の音が多用されることを揶揄した動画がYouTubeにアップされていたのを見たことがあります。
今ぼく自身もお仕事がらみでここ数年の音楽をさらっているのですが、邦楽のエレキギター使用率を上回るくらいの比率で相変わらず洋楽でスナップが多用されてます。
Logicユーザーには、いつからかClaps & Snaps Performanceという音色が加わって重宝している人も多いと思います。

Logic Pro : Claps & Snaps Performance
Logic Pro : Claps & Snaps Performance

これといって不満もないのですが、Boz Digital Labsの製品はもう少しその音源内で作り込みができるようになっていて、

Boz Digital Labs "Das Boots"
Boz Digital Labs “Das Boots”
Boz Digital Labs "El Clapo"
Boz Digital Labs “El Clapo”
Boz Digital Labs "Le Snappet"
Boz Digital Labs “Le Snappet”

1〜150人という集団の規模、バラけ具合、Close MicとRoom Ambienceとの混ぜ具合およびCompressorの設定、ポリ数、Pitch、Round Robinの度合いなど結構細かく設定できるようになっていて、ソフト音源をあまり出さないメーカーにしては思いのほか「リアリティの出し方がわかってるなあ…」という印象を受けました。

初回起動時にいきなり人数をMaxにして鳴らしてみたらDAW巻き込んで落ちちゃったので、お使いの環境によっては不安定になる可能性があります(なので、デモ版でいちど動作を確認されることをお勧めします)。
それと、Room Ambienceが案外低い帯域を拾ってノイジーに響いちゃうので、自身の環境でこうした音色に適したリバーブを持っている場合はそちらを使うようにしたほうがいいかもしれない。

実はちょうど昨日の晩、ハンドクラップ単体の自作を色々試していて、ルームリバーブを与えるのがやたら難しいと感じたところでした。
サンプリング素材ベースではあるけど、こんだけあっさりと音が作れるなら購入してもいいよなあと思いました。

その他トピック

Emit & Tree Tone [M4L]

sonic bloomでM4LのEmitとTree Toneが詳しく解説されています(With a Little Help from Max for Live: Inspired by Nature – Emit & Tree Tone | Sonic Bloom)。
こりゃいいですね。

Emitはグラニュラーシンセの一種。
iZotopeのIrisのコンセプトに近く、静的なIrisに比べてこちらは動的で、CPUパワーを結構食いそうに推測されるのですが、その辺り実際どうなのか気になります。

一方、Tree ToneはSonic ChargeのSynplantを連想させます。
そういや、SynplantはSynplantで古いソフトではあるものの(見た目を除けば)今むしろちょうどいいサウンド感。
Tree Toneはもう少し実験音楽寄りで、だけど曲を彩るテクスチャーとしてはかなり使えます。ギミック色が強いから一度使ったら二度目は難しいかもしれない。

Waves “Vocal Bender”

サンプリングし直しみたいなのは地味に面倒なので、一気にやっちまえるならそれでもいいかもしれませんし、これを使った新しい表現方法が生まれるならWelcomeです。
定価$149(現在 16,001円)で、現在$34.99(現在 3,757円)とのこと。

Pharrell Williams “Happy” のマスタリングについて

個人的にこの10年ほどの間では好きな曲上位10傑に入るであろう “Happy” のマスタリングについて、2mixの良さをどう活かしてマスタリングするかが語られています。アウトボードの面白さもわかりますね。
英語がツラいって方は、Download subtitles from Youtube, Viki, Viu, Vlive and more! – DownSubででも動画のCCを拾ってDeepLにでも突っ込んで適宜改行を消して訳されたものを読んでみるとよいかなと。