Ample Sound “Ample Guitar M II”

Ample Sound Ample Guitar M Lite free virtual guitar instrumentで紹介されている Ample Guitar M II 。中国の新進メーカーAmple Soundによる製品で、Martin D-41 Acoustic Guitarを丁寧にサンプリングした、アコースティックギター専用の音源。素晴らしく音がいいです。

Ample Sound Ample Guitar M Lite free virtual guitar instrument
 Ample Sound Ample Guitar M Lite free virtual guitar instrument
amplesound.net
 amplesound.net

Rekkerdの記事で紹介されているM Liteっていうのは、Strum機能非搭載で、6フレットより上の音が鳴らないようになっているので本腰入れた曲に使うとなるともどかしいのですが、購入前の質感のチェックにも最適。

かつてGigasamplerのハープの音源が出たとき、当時の同僚が「良すぎてオケに合わせると浮く」と言ってたことがあって、それと同じ感覚ですね。
音色はSoundCloudにもYouTubeにも上がってますんで是非チェックしてみてください。

RealGuitarも悪くないのですが、どちらかというとギターを弾けない人がギターっぽいフレーズを入れるのに最適化されている印象。ナイロン弦、スチール弦、12弦と、色んな音が入っていて引き出しやすい一方で、「こういうフレーズを入れたい」となると意外と奏法には限界があってちょっと苦労するとこがありました。

MusicLab - Info
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僕自身はギタリストじゃないので発想に限界があって、例えばこのハーモニーで1弦と3弦抑えながら2弦プリングできるのかみたいなこと考えるのに時間掛かります。
時間掛けてでもやったろうやないかいってモチベーション上がる位には、Ample Guitarでのハンマリングオン、プリングオフ、スライド奏法の表現はすこぶるよくできていると思います。

よく出来ているほど難も目立つわけで、既述のようにオケへの馴染ませ方がすこぶる難しい。EQって問題じゃなく、マイクの種類や位置、距離から調整しないといかん感じ。
サンプリング音源における、その音源のレコーディングのされ方って実は最大のボトルネックとも言えて、当然録音状況がよくなければ加工で向上させることはできません。逆に録音状況がよすぎる(この場合の「よすぎる」は、その曲で使われている他の音色と比べて品質が高いという意味)場合には、どうやって劣る音に馴染ませてゆくか考えないといけませんね。EQでは限界があるので、マイクモデリングのプラグインやプリアンプのシミュレーションプラグイン、場合によってはボーカル用のプラグインを投入する必要があります。

それから、値段が高め。
RealGuitarがナイロン弦もスチール弦も12弦もライブラリー含んであの値段ってのに比べるとちょっと高い印象。
最近のアレコレが安過ぎるというのもあるんでしょうけど。僕自身にとっては教科書代と捉えれば済むんですが、人に推すとなるとちょっと躊躇います。エレキの音源のほうも存分に味わいたい気持ちがあるのだけど、我慢だなと。

もう1点、若干重いですね。
GUIの見える領域にパラメーターが多過ぎたり、弦の振動のギミックや押弦位置の表示は必要あれば表示するって感じでいいんじゃないの?とも思いました。