今日はなんか色々出ますね。お昼に記事公開してあとはお仕事と思ったらそうもいかなかった。こちら、KlevgrändのTOMOFONは、新しい発想のウェーブテーブルシンセらしいです。
デモ版を少し試してみましたが、いじり方、外部エフェクトとの重ね方次第でかなり面白いことができそう。
Audio Plug-ins
Klevgrand is a creative studio and software company in Stockholm run by film makers, musicians, software developers, producers and sound designers.
曰く、サンプルループ時のクロスフェードが面倒だからスペクトルに変換してループさせちゃおうということらしく、LogicのRetroSynthのWavetableやAlchemyに機構が近いように思います。WavetableのようでいてAdditiveのようでいて。でも大きく違うのはキー(ノート)ごとにサンプルが分割してアサインされるところでしょうか。このお蔭で、単なるサンプルストレッチみたいなサウンドでなく、ある種のメロトロンっぽい表現もできるようになります。
レイヤーは4枚まで重ねられますが、たぶんレイヤーというよりもユニゾン機能かと。
ボイスネタ以外に相当数のプリセット、波形データが用意されている以外に、手元にあるオーディオファイルを取り込んで分析させてから鳴らすことも可能。エフェクトはシンプルなディレイとリバーブを搭載。当然モノフォニックでもポリフォニックでも鳴らすことができ、かなり自由に使い倒すことができそう。
紹介動画についたコメントによると、2023年の早いうちにiOSへの対応予定もあるようです。