Punk Labs 、チップチューン向きのドラムシンセOneTrickシリーズ, etc.

Punk Labs 、チップチューン向きのドラムシンセOneTrickシリーズ

某所で見かけたPunk LabsのOneTrickシリーズが、チップチューン向けのドラムシンセとしてなかなかイイ。

チップチューン向けと書いたけど、たぶんそればかり極端に意識したものというわけでもないよう。だからチップチューンに向いたサウンド、という意味で「向き」と言うべきなんでしょう。
残念ながら製品紹介動画もデモ版もないので、3つの製品それぞれのページにある試聴ファイルをチェックいただければと思います。

こうしたドラムシンセ系は今もぽつりぽつりと各所からリリースされていて、限りなくリアルを目指したものや物理モデリング、あるいは機構だけをざっくり再現したもの、あるいは発音機構も徹底的に再現したものがあります。
このデベロッパーの製品はそのうちの”機構だけをざっくり再現したもの”の部類だと思うのですが、解像度の問題か同期の問題か、何故だかやたらバランスがいい。
もしかしたら試聴ファイルとして仕上がりがいいってだけの可能性もありますが。ディザかけずにマスタリングするとこうなるのかな。

ぱっと見は「またこのタイプか」と思わせるようなビジュアル。
まあそれを言ってしまえばPsychic Modulation製品もドライな見た目のわりにしっかりした出音を持っていて、…だけどここ最近の数製品はキラー要素に欠けるというか、出音にブレが出始めた印象があったわけですが、それと突き合わせてみるとPunk Labsのほうに魂が移ったのかなと思わされてしまいます。

ソースコードも公開されてますので、改造してみたい方もぜひ。

HARMANがFLUXを買収

Samsungの子会社にあたり、エンタープライズ市場向けにオーディオを中心とした製品開発を行うHARMANが、音響解析を得意とするフランスのFLUX:: SEの買収を完了とのこと。
興味深い製品をリリースしながら、今ひとつ突き抜けない印象のあったFLUX::だったので、個人的には歓迎。エンタメ分野に新たな音響技術が開発されたなら面白いことになるだろうと期待。

【メモ】Kontaktのキーカラー設定

Kontaktのキーボードのカラー設定って、規定のものがあって自動的に決まるのか、それともデベロッパー自身が勝手に設定できるのかと、ふと気になってググったら、16色プラス3色をカラーネームで呼び出すスタイルでした。

白鍵への着色としては概ね下の表のような塩梅らしく。

NAMERGBCMYK
RED213,158,1550,26,27,16
ORANGE215,175,1580,19,27,16
LIGHT ORANGE216,188,1490,13,31,15
WARM YELLOW221,211,1490,5,33,13
YELLOW223,223,1500,0,33,13
LIME196,222,14912,0,33,13
GREEN175,221,16821,0,24,13
MINT157,214,19127,0,11,16
CYAN157,214,21527,0,0,16
TURQUOISE154,204,22030,7,0,14
BLUE164,184,21925,16,0,14
PLUM178,173,21919,21,0,14
VIOLET193,173,21912,21,0,14
PURPLE204,168,2197,23,0,14
MAGENTA214,165,2140,23,0,16
FUCHSIA213,160,1780,25,16,16
BLACK51,51,510,0,0,80
DEFAULT154,204,22030,7,0,14
INACTIVE205,205,2050,0,0,20
NONE205,205,2050,0,0,20

昨今気にせねばならないユニバーサルな着色かどうかは定かじゃないが、内部的に定まっいるのであれば、KONTAKT本体内で定義が変わればデベロッパー飛び越してユーザー側での表示色も変わると考えてよさそう。
ちなみにこれ、数字はカラーピッカーで見たものなので、ブレがあるかもしれない。また白鍵の元々の持ち色にレイヤー表示された上での表示色なのであれば、そのぶん差っ引いて解釈するべきかもしれません。

Kontakt Scripting (KSP) :: TOOLS :: Key Color Viewer & Key Color Table

Push custom light guides and knobs from Kontakt to Komplete Kontrol