2022年にリリースされていたWave AlchemyのリズムマシンTRIAZが、独自のソフトウェアとして再出発したようです。つまり（ひっそりと）脱Kontaktってことになります。
定価£129.00で、£79.00。Kontaktバージョンを所有していた人には直接メールでも届いているか、Accountページ上にガイダンスがあるのかなと推測します。
当時のTRIAZを少し細かめにスクショ撮っといてよかった。
見栄えはほとんど変わりませんね。各ドラムパーツにアイコンが加わった程度でしょうか。
Kontaktを介した場合と大きく変わるのはプリセット周りなどデータの入出力（特にライブラリ）、あと起動速度でしょうか。
Kontaktは相変わらずサンプラーの巨頭でありますが、正直なとこ動作や機能の劇的な改善がKontakt 4以降ほとんどありません。逆に言えばKontakt 4時点で充分な完成度に達していたともいえますが、使い続ける限りライブラリは増大するものであり、ライブラリ単体の読み込み速度の改善を行えてもソフトウェアの起動速度が改善しないことにはいかんともしがたい。誰しも、さっと起動してさっと使えるもののほうを好みますよね。
基本的な動作もKontakt版と大きく変わるものではないようです。
XLNのXOともそう大きく変わりませんが、扱えるドラムパーツ数、レイヤー、Probability辺りはこちらのほうが優位と見られます。