昨晩 MusicTech 誌のフィードには現れていたのに今朝になったら消えていた、Music.AIの次の一手に関する話題。
飛ばし記事だったかと思ったら、Feedlyの関連記事を探したらMediumやgearspaceにも記されていたので、虚報とも言い難そうで。
非常に興味深いので、全文見ていただくのが好ましいのですが、超要約するとMasterchannelとCyaniteのAI技術がMusic.AIにモジュールとして盛り込まれ、これにより音楽作成用途のみならず対象楽曲(群)の多角的な分析、大規模なイマーシブオーディオの構築までも可能になるだろうとの話。
このうち、Cyanite AIは楽曲のメタデータを集積し、ジャンルやムード、ノリを判定できるなかなか汎用性の高いもののよう。
もっともCyaniteがデフォで用意した評価軸以外はスッと用意されないと思うので(それでも一定数の教材を既に保持しているアドバンテージはデカい)、たとえば近年のヒット曲の傾向を見ようとするやいなや新たな発見を得られる…ともいかないだろうと思います。
下記のように記されてはいるものの、どこまで?は不明。
Cyanite is highly customizable and adaptable for a wide range of industries and use cases. Whether you’re a music publisher, film studio, or streaming platform, our AI can enhance your music discovery features.
Cyanite.ai – AI for music tagging and similarity search
ともあれ、確実に利益の出そうな方向への舵取りにはただただ感心してしまったのでした。