世界最古の音楽(とされるもの)

Open Cultureで、Hear the Oldest Song in the World: A Sumerian Hymn Written 3,400 Years Agoとされる記事がありました。
シリアのウガリトで発掘された紀元前14世紀の粘土板で、アン・ドラフコーン・キルマー教授によって解読された讃美歌の楽譜とのこと。1972年、先立つ楽譜の研究に基づき、アッシリア学者であるキルマーが『Sounds From Silence』という本の付属CDに9弦の竪琴による演奏を収録したとされています。
ポイントとしては、一般に古代音楽にとって7音のダイアトニック・スケールやハーモニーは難しいと思われていたけれども、彼の研究はそれが存在したことを証明していると。
とはいえ、解釈次第でどうとも言えるとの指摘もあるそうで。