Impact Soundworks “Chro-Nyx”

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Impact Soundworks “Chro-Nyx”

Impact Soundworksから新作、Chro-Nyxがリリースされました。プラグインシンセかと思いきやまさかのReaktor 6 Player対応のシンセ。
言うまでもなくReaktor 6というのは、自分で音源やエフェクトを作っちゃえるツールとしてMaxと双璧の存在なわけですが、正直なとこ導入にやや手こずる面があったり、苦労して導入したわりに自分の好みに合うEnsembleファイルが無かったりで、なかなか使う選択肢に入りにくいものなんですよね。
その状況をひっくり返すようなクオリティの製品が登場した、というのが本日のニュースであります。

Chro-Nyxの詳細情報ページ
Impact Soundworks社製 ソフト音源 「Chro-Nyx」の製品詳細情報ページです。

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  • Reaktor 6以上、Reaktor Player対応
  • 3.7GB
  • 定価$99、イントロ価格$79

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機能、操作性

NFRをいただいたものの、実はまだ触れていません。インターフェースだけ見たところ。
サウンドに関しては上の動画を見ていただいたほうが早いですね。

いわゆるSuperSawサウンドの元祖といえる鍵盤つきJP-8000を強化したJP-8080、これが本製品のモデルとなってます。SuperSawは90年代からのダッチトランスやレイヴミュージックなんかを中心によく使われたサウンドですね(説明には多少差異があるかしれませんがひとまず)。
90年代からって話になるとレトロ嗜好のものかと萎えちゃいそうですが、上の動画の中盤辺りで聞いてわかるように、何の違和感なく現代の音楽でも使えます。それくらい定着しちゃった音色といえるわけですね。
ハイエナジーなアニソン、ゲーソン、同人音楽、電波寄り、デジタルハードコアでは今なお現役な音色…というか、時代も流石に経過してますんでSuperSaw自体をさらにメタにイジるのが今時かとは思いますが、言ってみれば、SuperSawを素材と考えるならばその素材レベルからイジれるようになったわけで、遡って新たな間口を開けられる人も出てくるのではないかなと期待もします。

SylenthなりElectraXなり、SuperSawに強いソフトシンセはいままでにも多数ありました。どれも素材レベルでは非常にいいのだけど、フィルタをかけたり歪ませたりする段階で、理想の音から離れてしまうって感覚が個人的にはありまして、ひところは手を変え品を変え再現できないかと試してましたね。
NFRをせっかくいただけたので、暇を見つけて「ならばChro-Nyxならどうか」を試したいところ。

JP-8080だけでなくAccess Virus、Juno-106、Alpha Junoにも及んでるのがまたニクい。Virusに関しては以前うちでも取り上げたDSP56300なるエミュレーターがあり、そちらのサウンドのほうが好みという方は挑んでみるのもよいかと。

あとは、SuperSawばかり注目されがちですが、ノイズオシレータ、ボコーダー機能、コードメモリー、ヘルクワイヤなど、JPならではのサウンドも再現可能とのこと。


なお、マニュアルの翻訳についてはまだ未着手で、ページ数も比較的多いので10月中の配布になるかと思います。