
どう活用していくべきか、てなことを(体調安定しないまま)アレコレ考えてはいるのですが、今のところ面白いことは思い浮かんでません。
以下、とりとめもなく綴ります。
従来通りのWavetableシンセとして
これは順当でしょう。
ただ、だったらSerum 1のほうが軽くていいですよね。
新しく追加されたエフェクトやフィルタ、ルーティング、MIDIシーケンサ、アルペジエイターを活用したいのであれば別ですが。
アルペジエイター
アルペジエイターは優秀だと思います。
ほかのソフトのアルペジエイターは一般に、多くて4音までの管理(EON除く)なので、自由な組み立てが可能なのは便利。
とはいえ、Reason Pluginのようにアルペジエイタープラグインとして外部ソフトシンセを鳴らすことはできないので、Logicであれば「MIDIをこのトラックに録音」機能を活用していくほかないのかなと思案中。
ハイブリッドシンセとして
要は、基本DAW上でPCM鳴らすにしても何にしても全部Serum 2で鳴らしてしまおうという考え方で、プリセットのクオリティが思いのほか高いので、決して無い話でもない。
とはいっても実際にはドラムはほかのソフトを使うでしょうし、オーディオはオーディオトラックで使うでしょう。
それでもほかの通常のインストゥルメントトラックをまかなえる程度には出来上がってるかな、とは思います。
市販のプリセットパックは精査していませんが、これでしっかり増強できるならなおいい。
あとは自分が作ろうとしているジャンルに合うかどうかだけ。
エフェクターとして
Serum 2 FXを使うのはアリ。
Serum 2においても、MIDI制御エフェクトとして使用(VSTであればサイドチェーンか?)することによってゲートかけたりアルペジエイターと兼用することも可能になりますし。
ボコーダーとして
上記の一環として、Noiseに入力されたものをOSC A/B/C(SPECTRALに設定)で拾ってボコーダーとして出力できます。
ただアタックとディケイをボカすことができないのでややレスポンスがシビアになります。
Noiseに入力したものをコンプレッションかけた上でOSC A/B/Cに送れるといいんだけど、それは無理っぽいのでFILTERのアルゴリズム内にCompのようなものがあれば助かる人もいるかなと。
SFZの再生マシンとして
Windowsではそこそこの数あるSoundFontプレイヤーがmacOSにはほとんどない(sforzando等はもちろん対応している)。なので既成のsfzファイルを鳴らすのであれば手っ取り早くはあります。
ただし、macOSで試しに自前でsfzを作って読み込ませてみたものの、空のsfzになったりとにかくうまく行かなかったので断念。
Steve曰く、sf2だと仕様に揺らぎが多く、読み込む側でフォローするにも限度があると。
SPECTRALやGRANULARをどう活用するか
正直なとこ、GRANULARをSerum 2で活用していくのはなかなか難しいと思います。結構なことができてしまうぶん、負荷がかかってしまう。まあトラックフリーズするなりしてしまえばいいのだけど。
SPECTRALは取り込む波形次第でけっこう大化けするので、活用の狙いどことしては面白いかなと思います。
余談ながら、SAMPLE含め、カスタムでオーディオデータを取り込んだ音色は、そのオーディオデータの管理に注意するべし。言うまでもなく、そのオーディオデータを捨てるとMISSINGになるので、プリセットとして保存するだけでなくEmbedするか、あるべき場所に常に置いておくようにしないとダメです。
