Schwabe Digital “HiFAL”

以前取り上げようとしたGold Clipがおそらく今ひとつピンと来ず、こちらもスルーしたと思われます。Schwabe Digitalの、2ヶ月ほど前にリリースされていたらしきHiFAL。
Sonicscoopの年間ベストの一つに挙がっていて少し気になったのでトライアル版をダウンロードしてみました。Sonicscoopのこのランキングは忖度っぽさが絶無でとてもイイ。
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Harshnessを抑制しようというソフトは、ご存知oeksoundのsootheを皮切りにbaby audioのsmooth operatorなど似たコンセプトのものが幾つかリリースされてきました。
当初、私自身もそれらの発想を画期的だ、すごいぞと感じつつ恩恵に授かったものなのですが、何年か使ってる間にはしっくり来ない場面も正直いくらかあったんですね。控えめに設定しても音から活気が失われていく印象(指定箇所の問題のような気もするが)があったり、自戒すべきなのは「sootheがあるから後でどうにでもなるか」って考えが脳裏を過ぎること。
HiFALも発想(もちろん目的も)としてはこれらとそう遠くないのですが、より自然に、かつ、より自分の意思に近い形でHarshnessを抑制できる印象です。
結局のところ、あれらと違って膨大なバンド数で処理するわけじゃないから削られる感が薄いんだと思います。じゃあDynEQでいいのではとも思うのですが、DynEQってそこまで自由度が高くない。
この感じだと、Gold Clipに関しても評価を改める必要がありそうですね…。
さて操作面の話。
パラメーター数が多くないとはいえ、把握するのに若干手間取るかも。先ほど初めて触れたときにはTRIMの扱い方がピンと来ませんでした。
上に載せたスクショでは、デジタル感の強い、とあるソース音源に対して反応を見たもので、想定以上に好ましい結果になりました。
FXチェーンのどの段階に潜ませるかはソース音源次第でつど考える必要がありそう。
実際には楽曲や用途に合わせて、sootheを使うかHiFALを使うか判断していくのがよさそうです。
価格は少々お高めの$199。RTOで月々$19.90って選択肢が用意されています。