Apogee、Ulrichのもとへ

妙にニュースが立て続けですね。新製品もまた妙に多し。
さて、音質に優れたオーディオ機器やソフトウェアのブランドとしてよく知られるApogee社が、Dirk Ulrich氏のRockforce Tech Holdingによる買収対象企業となったというニュース。
Dirk Ulrich氏というと、1年半ほど前にNI陣営から離脱したと伝えられていました。
離脱後に設立したRockforce Tech Holdingでは、また新たにオーディオに関する優れた技術を持つブランドの支援を開始していたそうで、今回のApogeeに先立ってManley Labも買収対象でありました。
この展開にはBob Clearmaountain氏も、ApogeeとManleyとの相乗効果に期待すると支持を表明。既に新たなハイブリッド製品が計画中で、じきに発表される見込みです。
所感
以前、Apogeeのオーディオインターフェースを使ってました。その前はM-Audioでしたか。
いずれも当時自分が使用していたヘッドフォンとの相性がよかったのか、解像度や周波数特性の面で文句がなかった。しかしながら、いずれもOSのアップデートとの整合性が危うくなったりして使わなくなってしまったんですよね。たぶんUADに鞍替えしたのはそのタイミングだった気がします。今、正直なとこUADを使っているメリットってそんなにない…(うちでは)。
Apogeeに対しては依然いい印象を持ち続けてますが、一方でスパッと切れ味のいい新製品が出てる印象がない。顧客の層を広げられていないように自分の目には映りつつ、でも安売りするタイプのものでもないし…という味方をしてきました。
Manleyについてももうずうっと興味を持ち続けてますが結局導入せずじまいで今に至ります。
何の参考にもならない補足情報ですが。
統合後に計画されている新製品がどの分野のどういうものになるのかも全くわかりませんが、Ulrich氏が認める技術力が形になるとしたらかなりのものになるのかなと。
Ulrich氏が離脱後のNIは、むしろ理想的な方向に進みつつある印象が個人的にはあります。粗製乱造ってほどではないにしても、何かずっと焦ってバージョンアップしてるような感じだったのが、そのチグハグがまとまってきて重心も降りてきたような感じ。
ともあれ、離合集散の続く業界ではあっても、革新的で良い製品さえ登場してくれれば、ユーザーとしては言うことありませんけどもね。