Wavea “Flite 1.2” アプデ

以前取り上げたサンプラーソフト、Wavea FliteがアップデートしてFlite 1.2になりました。
アプデ内容
動画の情報欄によると機能向上は下記。
主な機能:
- キーとベロシティラベルに基づく自動マッピング対応サンプル – ラベル付きwavファイルのフォルダから、わずか数クリックでほぼ完全な楽器を作成可能になりました。
- 各マルチ楽器内のサンプル管理用「新規オーディオプール」
- プリセット読み込み速度向上 – 最大30%高速化 – 4つのマルチサンプル楽器を含むプリセットでも高速動作
- 「移動」ボタンによるマルチサンプル楽器間の切り替え – マルチサンプル楽器を独立したオシレーターのように操作可能
- 読み取り可能なサンプルループポイント – Fliteのサンプラーは、Sample Robotなどのアプリケーションで作成されたサンプルループメタデータを読み取れます。
- プリセット検索の改善 – パックやライブラリ内の全文検索が可能になりました。
- プリセットが(ついに!)Enterキーで選択可能に – 小さな改善ですが、大変便利です!
What’s new in the new free Flite v1.2 ugrade – Our biggest update yet! – YouTube
もっぱら、プリセットの作成や利用時の効率向上に関する部分のようで、一通りのサンプルセットが揃っているならば各ファイル名に付記された情報に基づいて音色プログラムの構築が一気に行われるという点が目玉と見られます。
プリセットの作成に当たっては以前の記事にも記したように有料登録が必要なので、少し敷居が高い印象もあり。
何日か前にProduction Expertで、うちでも何度か取り上げたAudiomodernのSoundboxが取り上げられていました。

何か凄い指摘があるというわけでもないのですが、ああいった界隈でも注目を浴びるくらいには、プリセットを無償で作成して販売できる枠組みの引きの強さはあると思います。
自由なサンプル編集を支援してほしいところではあるが
今どきの音楽(特に電子音楽系)の制作には、サンプルをすぐにインストゥルメント化できるなど主だった機能がすべて純正で備わったAbleton Liveがやはり強い印象でして(たぶん因果関係は逆かと思われます)、LogicやCubaseがその辺りの機能を追っかけ搭載しようとするものの、残念ながらワークフロー面で格段に落ちるのですよね。
もともとAbleton Liveが必要以上にUIをゴテゴテ装飾しないお蔭でユーザーにとって機能にアクセスしやすい、ともいえます。
何にせよ、それ以外のモダンDAWでそうした面を補う形でSoundboxにせよFliteにせよ、瞬時にサンプラーとして使えて、なおかつ編集がラクになるのは、ユーザーにとって歓迎なのです。果たしてさらにDAWの機能のように溶け込むことができるかな、と注視し続けたい。

ちなみにKontaktのLeap (Custom) Kitは、なかなかいいセンついています。
しかしながらピッチが正しく読み込まれなかったり、いちどKontaktのプラグインウィンドウを閉じて再度開くと何も表示されなかったりなど、若干安定感に乏しかったりします(LogicのRosettaモードを頻繁に切り替えるせいか、あるいはファイル名等に紛らわしい文字列が紛れ込んでるのかもしれませんが)。

