Keepforest “Wildhunt”

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Keepforest “Wildhunt”

現代的なパワー系音効分野での注目株、KeepforestからWildhuntという2製品のシリーズものがリリースされています。
2製品バラでの購入も可能。
今回もNFRを頂戴したので、ザクザクとコンテンツを確認しました。

機能、操作性

路線は大きく変わらず、ドシンと重低音の聞いたものから、バリエーション豊富な時計の音、いわゆるブームサウンドなど、使用頻度の高い音効を集約したものという印象で、トレーラーから本編音効までわりと手堅い内容となっている印象です。

Wildhunt Bundleの詳細情報ページ
Keepforest社製 ソフト音源 「Wildhunt Bundle」の製品詳細情報ページです。

単純に音効素材を購入するか、それともKontaktライブラリーという形で購入するかは、欲しい音が入っているかどうか、お得かどうか、サウンドクオリティはどうか、利用上の汎用性はどうかといった面で判断する必要があるかと思います。
個人的にはKontaktライブラリーの形式で購入するのはあまりオススメじゃないのです。というのは、Kontaktに搭載されたTimeMachine (Pro)はノイジーな音にあまり強くなく、収録時のテンポからかけ離れるほどスペクトル面での劣化が目立つようになり、圧縮音声のような響きになってしまって聞き心地が良くなくなるから。また、加工に関してもKontaktにいくらか縛られるため内部のミキサーを活用して出力を分岐できる形でnkiが組まれていないと、DAW等で自由に加工するのも少々しんどくなります。
なので、たとえばSoundironなんかは出力を分岐しないまでもバラのWAVを同梱する(無圧縮のという言い方をされているけど、この訳語だと誤解がありそう)形で販売しているわけです。対するKeepforest製品は残念ながらconsolidateされたnkxの形で販売されています。自由度は落ちますよね。

とはいえ、Kontakt 8になってnkiへのアクセスが容易になり、Keepforestのようなnkiのロード方式がこれまでに比べて圧倒的にやりやすくなったというメリットはかなり大きい。
素のサウンドについては、言うまでもなく高品質なので、コスパ面ではこれも思った以上によい。
なので結局のところ、購入後に(もちろんそのまま使ってもかまわないのだけど)どういうふうにTimeMachine起因の劣化を回避して使うかを常に念頭に置いて利用する必要があるでしょう。ブツは悪くない、腕が問われる、とだけ。