Fazertone “Furnace”

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Fazertone “Furnace”

Fazertone
Fazertone

Fazertoneなる初めて目にするブランドから、ミックス、マスタリング用のサチュレーターの一種、Furnaceがリリースされています。
テープ、トランス、真空管といった3種の機器をシミュレーションするもので、近年のデジタルサウンドでは縁遠くなってしまったアナログ的質感、倍音密度がミックスに備わります。

本来、これらの機器はそれぞれのスタジオの個性の部類というべきものであって、ベッドルームプロダクションにおいて気軽に得られるものではないのですが、そこはプラグインソフトウェアっていう仕組みのもたらす恩恵、KazrogのTrue Iron同様、とっかえひっかえ試せるようになっています。
Sonicstateの記事によれば、ニューラルネットワークを利用して、各モードが以下のようにモデリングされているとのこと(マニュアルに書かれているのかも)。

  • 456: ½インチテープマシン + Ampex 456 テープ を走らせたサチュレーション特性をモデル化
  • TFM(トランス): 1084 入力段ペア + 出力側に“ミステリー(作者非公開)トランス” を用いた入力/出力段のトランス飽和を元にキャプチャ/モデル化
  • AX7: 12AX7 ロングプレート管ペア + Lundahl トランスステージ を使ったハードウェア回路がレファレンス

ニューラルネットワークを利用したモデリングを掲げるプラグインはこれまでも幾つかありました。個人的にはですが、「ん?」と思うものも正直あって、これら全般に対する信憑性については五分五分なところ。
上に掲載した動画でざっくり音を確認した限りでは、「そうなのでしょう」としか言えないのですが、決して嫌いな感触ではないのでTrue Ironと入れ替えようかどうか現在思案中です。