
The God Particleのことを前の記事で触れてたら、Cradleから新しくボーカル処理専用のThe Spiritがリリースされたようなので、急いでトライアル版を試してみました。試用期間は5日。
結論からいうと、いま使ってるNectarのほうが好みの音にしやすいかなと。
MusicTech誌のレビューでは、汎用性に乏しくコンプがキツめとのこと。

言ってしまえばThe God Particleもそうだったのですが、微調整したい部分に対応するコントロールがない。
個人的な見解として、一曲を構成する要素の一つであるボーカルないしボイスには、ワンノブ系のプラグインが向いていないのではないかと思いました(ここでいう「ワンノブ」とは複数のパラメーターが絡み合ったマクロのこと)。一様の効果がかかるか、さもなくば唯一解に向かいがち。ゆえに求める音になる可能性が低まるのではないかなと。
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- Windows, macOS対応(M1対応)
- AU, VST3, AAX
- 定価$119
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最低限必要なモジュール、パラメーターは揃っているけれど、たとえば特にボーカルに対するEQってさすがにHighとLowをいじれば充分ってもんじゃないよねと思うんです。
なので、使うとしたら予めある程度ボーカルのトーンを整えておいて、仕上げ部分にインサートし、rider機能をくぐらせつつfocusを決めてcompressionして云々とするスタイルになるんだろうなと。そう考えるとたしかにコンプがちょっと強すぎる気はしますね。
あと、そう、近年はリバーブを音符数(つまり拍数)に合わせるミックス手法が定石なんですが、これに備わったリバーブはRoomとPlateの切り替えとハイダンプ(ラベルどおり単にフィルターかも)に限られており、仕上がりの「キレ」の良さに期待できません。
ちなみに各モジュールの順番を変えられたりはしません。プリセットは数種類のみ。コントロールはすべてオートメーションに対応しています。
うまい使い方を思いついたら、改めて本レビューに書き足しますが、今のところはこんなとこです。