Performance Samplesより、レガートが絶品なPACIFIC – ENSEMBLE STRINGS。レガート専用なわけではありませんが、引き込まれるような響きを持った秀逸なライブラリーだと感じました。
トゥルーレガートetc.を売りにしたストリングス音源がそこそこの数リリースされていますが、目下、この製品が最も詩情豊かに表現できている印象。曰く「特に変わったことはしていない」。
こちら(↓)はチェロから始まって、他のパートが重なってくる、わかりやすいデモ。
レガートをフィーチャーすると同音程を連続して弾く箇所までボヤケてしまうってのが個人的にもよく経験するとこなのですが、動画で聞く限り、逆に出すぎてもいず、絶妙な継ぎ目のように思います。サスティンペダルを使用するのがキモらしい。
ユーザーそれぞれ、デベロッパーごとのトーンの好みがあると思うのですが、個人的にはいちばんニュートラルなサウンドである印象。だからといって万能ではないって点はお見逃しなく。
デモデータとして、スピッカートとソルディノを収録したものがContinuataのConduct経由でダウンロードできるので(うちだとまだDL中で、チェックできてない)、少し段取りが面倒ですが試してみたい方はどうぞ。
弦以外は、おって開発されると思われます。