NTに付属するDAWについてのメモ

Home / DAW / NTに付属するDAWについてのメモ

NTに付属するDAWについてのメモ

ネガティブキャンペーンと読まれかねないので書こうかどうか迷いましたが、黙っとくのも違うなと思ったのでしたためておきます。

以前ここに記したとおり、初音ミクNTに付属するDAWがStudio One APEからCubase LEに変更となり、そこからのアップグレード希望者にはありがたいアップグレード版が新たにSONICWIREにて取り扱い開始されました。

Cubase LEというのは言ってしまえばCubaseにいま現在4つあるグレードの中でも最も下位に位置し、実質的にはフリーで、(Studio One APEと違って)VSTこそ読み込めるものの使用できるトラック数や機能、コンテンツに制約があって、本格的な音楽制作をするには若干しんどいといえます。
そこで最上位のProか、次点のArtistに、ミクNTを購入したSONICWIREを通して比較的安くアップグレードできるようになりましたよというのが、上記のお知らせなわけです。

Studio One APE → Cubase 直通なし?

ここで個人的に気になったのが、以前からNTを使用していてStudio One APEを既に使用している人にとって恩恵は授かれるものなのかということ。
現時点での話でしかありませんが、今回、Cubaseに関しては、

  • アップグレード
  • 学割
  • コンペティティブ(他の競合DAWからのいわゆるクロスグレード)

が新しく用意されたのですが、残念ながらStudio One APEからCubaseへのクロスグレードは対象外となっています。では、と、NT2にCubase LEが付属しているからNT2への移行時にCubase LEが自動的に手に入っているのではと思ったのですが、どうやらそれもないようなのですね。現時点では、です。
したがって、Studio One APEからCubaseに移るのを希望する人がおられるとしたら、

  • NT2を新規で別に購入する(できる?)
  • Cubase ProまたはArtistを単体で新しく購入する
  • やや変則的なパターンとして、Cubase AIがバンドルされた何らかの製品(オーディオI/Fなど、あれば)を必要に応じて購入してアップグレードする

が、現実的な解になるのかなと思います。

  • Studio One APEをアップグレードしてCubaseのコンペティティブクロスグレードの対象にした上で、Cubaseのコンペティティブクロスグレードを購入する

といった方法もないではありませんが、たぶんこれは出費がいちばん大きくなります(Studio One 7で初級、中級エディションが廃止され最上級のProのみになっているのが一因)。この際、マスタリングやイマーシブなミックス等の用途でStudio One Proの導入を考慮している人にとってはいくぶんオトクな選択肢といえますが。

はたして、どのくらいの数の人がここで挙げたケースに該当するのかはわかりませんけども、もし気になっている方がいらっしゃったなら参考まで。
あと、私の聞いた情報が誤っている(担当の方が勘違いしている)可能性ももちろんあるので、腑に落ちない方がおられたならば、SONICWIREの窓口に相談されることをお勧めします。


冒頭に記したことと重複しますがネガティブキャンペーン目的の記事ではありません。
賢明な読者の方には釈迦に説法かと思いますが、こういう部分につまずきポイントがあるかもしれないので注意してね、ってことと、ならばこういう迂回路があるよ、ってご案内です。
またさらに念押しになりますが、代理店の立場上非公式となるユーザーケアがもしかするとあるかもしれませんよ、ってとこまで一応触れた次第です。