宣伝にフェイク動画を使用したDJにDeadmau5、激怒

MusicTech誌によると、とあるDJが楽曲の宣伝としてDeadmau5を使用したフェイク動画を作成して激怒されたとのこと。
才能のない連中がこの技術を悪用し、他人の権利を最も悪質な形で侵害しながら自己利益を図る事例は、これが始まりに過ぎないと確信しています。今後さらに多くの事例を目にするでしょう。AI自体は素晴らしい技術ですが、生成AIに関してはそうとも言えません。このような愚かな者たちによる悪用を阻止する必要があります。
Instagram(DeepLによる翻訳)
かなり辛辣な物言いではありますが、生成AIに対する批判として線引きをしている辺りは今のところ冷静で理知的。
もとより、他人の名声に乗っかった宣伝方法である点で当該のDJに弁解の余地はほぼなさそうですが、私たちの全く想像しない、情状酌量の余地のありそうな理由だったり、盛大なドッキリである可能性もあるかしれません。
とはいえ今のところわかっている情報で判断する限りは、ギルティでしょう。
以前も記しましたが、今年から来年にかけてAIの絡む部分で法の整備が進んでいくとされています。が、生成AIを中心としたサービスを提供する側からするとやりづらくなるわけで、法整備がなされるまでの間にかなりえげつないことをしてくるんじゃないかと推測します。それと同時に悪意のあるユーザーによるデマ、他者の侵害も少し活発するかと。
釣られないように、とするのは難しいと思いますが、鵜呑みにする前に判断を保留したり、脊髄反射のクセを省みたり、白黒二分で結論を急がないように最低限心がける必要がありそうに思います。

映画、映像方面でも実在の俳優の容姿を使ったAI作品が話題になっています。
業界側ならば特に、AIの何たるか、何が侵害され得るかを的確に把握し、核心的な問題を指摘できるようになっておく必要があるでしょう。
Deadmau5の先のポストにもありましたが、AIが非常に有用な分野は当然あって、十把一絡げに批判されるべきものでもありません。
とはいえ、どこまでが許容されてよいかは個人差もあり、文化圏ごとの差もあって、グレーのグラデーションのゾーンが比較的大きい。一般的な理解を差し置いて自分の基準で誰かを糾弾するのも、あまりお行儀がよくありません(最近多いけど)。
今回のケースはフェイク動画として遊びの域を超えていることもあり、繰り返しになりますが、ギルティのセンが非常に濃そう。