zplane “PEEL STEM 2”

zplaneのPEEL STEMSがバージョン2にアップデートし、PEEL STEMS 2となりました。

PEEL STEMS 2の詳細情報ページ
zplane社製 プラグイン・エフェクト 「PEEL STEMS 2」の製品詳細情報ページです。
とはいっても、機能的な部分はほぼ変わっておらず、表面的にはビジュアルに少し手が加わったくらい。
ただ、ものすごく高速化しており、遅延がなくなったわけではないけど前バージョンに比べてほぼ倍の速度で分離処理が行えるようになっています。
ステム分離ソフトのプラグインのどこにどう使える場面があるのかというのを思っていたのだけど、まあちょっと興味が薄かっただけに自身の思考も固化してしまっていたようで、
- 使用サンプル素材のバランスが気に食わないときの調整用途
- パート同士の干渉状態の確認用途
これらをDAW内のチャンネルのインサートやルーティング、オートメーションにあれこれ手をつけずに行えるのは確かに大きいかもしれない(うちではそういう場面がほぼないけど)。また未リリースの音源を素性の知れないサーバーにアップロードするなんてこともする必要はない(これも、うちではそんな状況がほぼない)。ましてそれらの処理の待ち時間が減るならそれに越したことないじゃないかというのは一理ありますね。

PEEL STEMS 2がステム分離を準備作業のように感じさせなくする
https://www.audiochronicle.com/articles/peel-stems-2-makes-stem-separation-feel-less-like-prep-work/
zplaneのレイテンシーカットが重要なのは、単に数値上の速さだけでなく、プロデューサーが分離を使えるタイミングを変えるからだ。
自分にとってはそこまで必要ないけど、だからといってこうしたツールを切望していた人まで侮るようなことはしちゃいかんですね(ある方面に視線をやりながら)。
ただ、それでも設定値が極端であろうと控えめであろうとアーティファクトは発生するわけで、そんなアーティファクトを限りなく”無”に抑えられるように音楽を組み立てていくのが原則、という点は個人的に大事にしておきたいですね。人にそれを押し付けようとは思いませんけども。